木の切れ端がアートに「永見眞一 無用のときめき展」開催中
2015/06/28
木の声を形にする熟練の木工技術
2015年6月27日(土)から7月12日(日)まで、東京・銀座の桜ショップ銀座店にて「永見眞一 無用のときめき展」が開催されています。
永見眞一氏は香川・高松にある木工技術の職人集団・桜製作所の創業者。戦後間もなくから家具作りに携わり、92歳を迎える今も現役で製作図面を書き続けています。
本展では、桜製作所で家具製作の際に出る木の切れ端を使った作品を展示。永見氏が板の一枚いちまいと向き合い、生まれたアイデアを形にしました。
長年、木と触れ合い、家具製作を手がけてきた永見氏が「木の声」を汲み取って作る作品たちはまるでアートピースのよう。
木そのものの美しさ、切れ端という偶発性、そして熟練した職人の腕と勘が「無用」とされた切れ端たちを、唯一無二の作品へと生まれ変わらせています。
木とじっくり向き合って、ぜひ「ときめき」を体感してみてください。
永見眞一 略歴
1923年高松市生まれ。
香川県立工芸学校卒業後、建築設計技師として逓信省航空局営繕課に勤務
1948年高松に桜製作所を設立
1963年 彫刻家 流政之の発案で「讃岐民具連」を結成
1964年 ジョージ・ナカシマと出会い、その指導のもとナカシマデザインの家具も作り始める
1968年 東京小田急ハルクでの第1回「ジョージ・ナカシマ展」を皮切りに、数年ごとに展覧会を開催
2013年には 阪急うめだギャラリーにて「木の聲を聴く マエストロ永見眞一の仕事展」を開催
現在も製作図面を描き続けている
1923年高松市生まれ。
香川県立工芸学校卒業後、建築設計技師として逓信省航空局営繕課に勤務
1948年高松に桜製作所を設立
1963年 彫刻家 流政之の発案で「讃岐民具連」を結成
1964年 ジョージ・ナカシマと出会い、その指導のもとナカシマデザインの家具も作り始める
1968年 東京小田急ハルクでの第1回「ジョージ・ナカシマ展」を皮切りに、数年ごとに展覧会を開催
2013年には 阪急うめだギャラリーにて「木の聲を聴く マエストロ永見眞一の仕事展」を開催
現在も製作図面を描き続けている
Writing:Ruiko Eguchi
Edit:Tadasuke Shiomi
Edit:Tadasuke Shiomi
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