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日本の家庭の家具を知り尽くすカリモク家具で見つけた4つの”さすが”

2013/07/31

ショールームで見つけたトピックスをレポート

カリモク家具の新作が発表され、全国のショールームで展示が始まっています。

カリモク家具と言えば、国内最大手の家具メーカー。ホームユースをメインとし、言ってみれば日本の家庭の家具を最も知り尽くしている存在です。

今回、2013年の新作を見にショールームへ訪問。そこで”ホームユース家具の雄”のすごさをまざまざと体感することになりました。ショールームで見つけた「さすがカリモク」と唸ったポイントをお届けします。

まずは、2013年新作のリビング・ダイニングセットから。

新作を表すキーワードは「2人の時間も、みんなの時間も」。「2人の時間」は夫婦の時間、「みんなの時間」は子供や孫が集う時間。子供が独り立ちし、夫婦で過ごす時間が多くなる団塊の世代を想定した製品が取り揃えられています。

高級感あるリビングダイニングですが、この中に団塊の世代向けの工夫が詰め込まれてます。

まずは、ダイニングチェア。無垢材を使った高級感あるチェアですが、手に取るとその軽さに驚きます。出し引きを楽にするだけでなく、お掃除のしやすさも考慮し、とにかく軽くすることが考えられています。

ダイニングチェアの内部。座の枠部分がえぐるように切り抜かれているのが分かるでしょうか? 強度は保ちつつ、こういった見えない部分で限界まで軽量化が図られています。

そして、ダイニングセットにチェアではなくベンチが合わせられているのも、団塊の世代向けの工夫の1つ。


子供なら3人でも4人でも詰めて座れるという「みんなの時間」のメリットに加え、

「チェアが空いていると『座る人がいない』という印象が強まる。ベンチなら『空席』感が緩和される」

という「2人の時間」のメリットも。なるほど。そこまで考えられているとは、さすがです。


こちらのソファは、リビングでくつろぐことを最大限に考慮した製品。10年以上の研究実績を持つという人間工学に基づいて設計されたハイバックスタイルのソファの座り心地は至極。サイドテーブルを合わせれば、ここで食事も可能です。テレビの前のソファで食事から読書まですべて行う…怠惰というなかれ、それが究極のリラックススタイルかもしれません。本音のニーズに応える製品が揃っています。


続いて、こちらも新作のリビングボード。


こちらも同じく新作のテレビボードです。

A4サイズがぴったり収納できるサイズになっている、色や組み合わせが自由にカスタマイズできる、などキャビネット収納にもトピックスは多いのですが、中でも注目したいのがこれです。

何だかお分かりでしょうか?

これ、「TV転倒防止用ユリアネジ」というもの。

震災以降、ほぼすべての大型テレビ製品に転倒防止用のベルトが付属するようになりました。ただ、テレビを設置する家具側が対応していないと不十分です。そこでカリモク家具では、このベルトに対応するネジ「TV転倒防止用ユリアネジ」を装着。テレビと家具が、後付けでない計算されたパーツでしっかり固定されることで、転倒事故の危険性が最小化されます。カリモク家具のテレビを設置するだろう製品は、すべてこの機能付きに刷新したのだそう。この徹底ぶり、さすがです。

続いて、キッズ家具のコーナーへ。そこで発見した家具に、子育て真っ最中の取材スタッフが「さすが」と唸ります。


それがこちら。

「子供のモノを収納する収納家具」です。「最近は、低学年のうちは学習机を購入せず、ダイニングテーブルでお子様が学習するケースが増えています」とのことで、そうした家庭のニーズから生まれたのがこの「子供のモノを収納する収納家具」。

机は要らないけれど、幼稚園や小学校に通い始め増えてきた子供のモノを収納する家具だけが欲しいという声が、そのまま形になった家具です。各収納スペースは、ランドセルや教科書、ちょっとしまいづらいピアニカなど「子供のモノ」にぴったりのサイズになっています。子育て真っ最中の取材スタッフは、まさに増え続ける幼稚園グッズに困っている一人。完全に心を射抜かれていました。こうしたともすれば”一部の声”で片づけられてしまう新しいニーズに対応できる点も、さすがです。

最後は学習机コーナーで見つけたもの。


カリモクオリジナルの照明です。他メーカーの照明を販売するのではなく、学習机に最適な照明を企画し作ってしまうのがカリモク流。写真左は、照明の光が斜めに飛ぶという画期的なモデル。光が斜めに差し込んで照らすので、物を書く際、自分の手の影が邪魔になることがありません。

写真右は、周囲の明るさを感知するセンサーと人を感知するセンサーの2種のセンサーを内蔵した照明。それぞれ単独で内蔵するものはありますが、2種内蔵するものは業界初だそう。暗くなったら勝手に点くので目に優しく、また離席すれば消えるので節電もばっちりです。家具と合わせる照明にまで妥協がないのが、さすがです。

以上が今回紹介する「さすが」ですが、実は散策したのは広いショールームのごく一部だけ。他のコーナー、他の階にもっとたくさんのトピックスが眠っているはずです。

カリモク家具は、ショールーム来場者の声をそのまま製品開発につなげているそう。ショールームで「こんなのない?」を投げかけると、「以前からご要望いただいておりまして…」と、形になったものが出てくる可能性十分です。

カリモク家具のショールームは全国18か所。ぜひ一度ホームユース家具の雄”の実力を体感しに足を運んでみてください。

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