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※掲載価格・表記は掲載当時のものです。

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nendo × BoConcept新コレクションを佐藤オオキ氏コメント付でプレビュー

2014/02/26

世界最旬デザインをアフォーダブルな価格で

2013年3月、デンマークの家具ブランド・BoConcept(ボーコンセプト)から、佐藤オオキ率いるデザインスタジオ・nendo(ネンド)とコラボレーションした新コレクションが発売されます。

このコラボレーションは、「アジアからインスパイアされたものをコレクション展開したかった。その際、日本のデザイナーが我々のリストのナンバーワンであり、佐藤オオキさんが優先順位ナンバーワンであった」というBoConceptの呼びかけから始まったもの。

そのラブコールに応えたnendoが提案したのは、日本の伝統工芸「折り紙」からインスピレーションを受けた家具や雑貨。佐藤オオキ氏は「BoConceptというだけあって、世界観を作っていく、”Concept”を提案するということを考えられている。そこにすごく共感しました」「別の要素の融合により意匠的にも機能的にも新しい価値を生み出しました」とコメント。

また、「ぶっ飛んだ値段では売りませんというところがBoConceptの大きな特徴。業界内でも最先端的な考え方を持っている」と佐藤オオキ氏も指摘する価格設定もこのコレクションの魅力の1つ。世界中のブランドから声がかかるnendoのハイエンドなデザインプロダクトが、”ぶっ飛んではいない価格”で展開されています。

BoConcept各店舗では、早くも展示・販売がスタート。世界が注目する日本 × 北欧の最新コレクションをぜひその目でお確かめください。


BoConcept コレクション ダイレクター・Clause Ditlev氏(左)と佐藤オオキ氏(右)。日本と北欧の融合に対し、Clause氏は「デンマークというのは日本のデザイン様式から非常に影響を受けています」と語り、佐藤氏は「自然素材に対する考え方や、職人技術をリスペクトする態度に共通点を感じます。また、nendoが家具で最初に契約したのが北欧メーカーだったのもありすごく親近感があるんです」とコメント。


折り紙からのインスピレーションで生まれたチェア。19万9500円~。「一枚の平面形状から折っていくことによって、身体を包むような柔らかい形、居心地のいいような形を生み出せないかと考えました」(佐藤オオキ氏)


中央のソファはサイズや素材、クッションがオプションで選べます。写真は、ベースと4つのクッションからなる構造。29万9500円~。デイベッドにも、シェーズロングにも、ツーシーターにもなります。「クッションとベッドを融合させてソファをつくりました」(佐藤オオキ氏)


背板がずれたデザインの壁面収納。単体で置くとスリットがあき、複数並べるとピタッっと連なる…といった「融合のさせ方に変化が生まれるんじゃないか」(佐藤オオキ氏)という考え方でデザインされています。37万9500円。


分子構造のようなテーブルトップが特徴のコーヒーテーブル。デザインモチーフはメガネ。2万6900円。


北欧らしさあふれるカラーリングのラグは「折り紙の展開図」がデザインのベース。


クッションも「折り紙の展開図」や「刺繍」といった日本の伝統工芸からの創造。5900円~。


「キャンドルホルダー」は、片側が通常のキャンドルスタンド、ひっくり返すとティーカップホルダーになるリバーシブル仕様。3900円。


佐藤オオキ氏が「実は一番気に入っています」と語る「鳥のスカルプチャー」。5900円~。鳥と帽子の融合で、底に窪みがあり中に小物を隠すようにしまっておけます。「何を隠すんだっていう話はあるんですけど。パリのカフェで、おしゃれなおじいちゃんが携帯を失くしたとばたばたしていたら、脱いだ帽子の下にあったという光景を見て、それと北欧の鳥のオブジェのイメージが融合してできた不思議な物です」


ハサミの刃を長針・短針に仕立てた「ウォールクロック」。1万9900円。


今回のコレクションで使われた各パターンを施したカップとプレート。いずれも1300円。「BoConceptが長年いろいろなデザイナーとコラボしているもの。世界中にコレクターがいるものに参加させていただいてすごくうれしかったですね」(佐藤オオキ氏)

※上記価格はすべて消費税率5%の税込価格

Photo:Kahori Kurihara

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