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【潜入特集 Vol.1】高い期待に応える日本基準の品質管理

2016/03/17

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東京都内某所。中に入るまでそれと気づかない建物の中に、カール・ハンセン&サンの日本拠点はありました。「倉庫」と呼ばれるそこは、日本におけるカール・ハンセン&サン製品の流通拠点。デンマークから届いた製品は一度すべてここに集められたのち全国へと出荷されます。

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倉庫内の在庫保管スペース。積まれた段ボールの中身はすべて出荷を待つYチェア

輸入されたものを一時保管し右から左へ…ではありません。

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ここは倉庫の一角にある検品台。

デンマークから届いた製品は、日本独自の基準でチェックされます。当然デンマーク出荷時点で検品は行われているわけですが、ここ日本拠点が対峙するのは品質に対してとりわけ厳しい目を持つ日本の消費者。日本市場に出してよい製品レベルかをチェックするため、本国デンマークを超える独自の基準を設けているそう。

担当するのは熟練のスタッフ。「商品がコンテナで運ばれてくる間(約2ヶ月)の長い船旅で発生してしまう室温変化や移動で起こる傷や歪みもあります。」

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検品で「問題あり」と判定されるとテープで印がつけられます。この写真、黄色いテープの左側に傷がある(らしい)のですが気付きますか? 目で見るだけでは分からない、手触りでのみわかるミクロな傷もここで発見され、消費者に届く前に弾かれます。

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椅子がガタつく場合は、脚先をミリ単位で微調整。

「ここで見つかった品質観点の改善点は、デンマークの工房に対し報告を続けています。そのかいあって昔に比べて品質はかなりよくなったと思います。」とカール・ハンセン&サン ジャパン 商品管理部マネージャーの吉岡さん。

「デンマークの本社も非常に強く日本のマーケットを意識しています。なぜなら、出荷量において日本はデンマークに次ぐ大きさ。世界第2位のマーケットだから。

そしてもう一つは消費者の厳しい目。品質に関しては、日本のリクエストが元で改善、反映されるものも少なくありません」

日本の消費者の意識が、カール・ハンセン&サンの職人に届き、世界的プロダクトに変化を与えていたという事実に驚きます。そのサイクルの起点になっているのが、この水際で行われる日本基準のチェック。名作が世界の名作であり続けるための営みが日本の倉庫の一角で行われていました。

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カール・ハンセン&サン フラッグシップ・ストア

▽修理受付(予約制)
対象:カール・ハンセン&サン社の全アイテム
メール:repair@carlhansen.jp
電話:042-480-5188(修理部門直通/受付時間 10:00~17:00)
※土曜・日曜・祭日定休/夏季・冬季休暇あり

Photo:Kahori Kurihara
Writing・Edit:塩見直輔

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