ホワイトオークとは
2013/04/15
ホワイトオーク
(ほわいとおーく / ホワイトオーク)
ブナ科の落葉広葉樹。英名は「white oak」。アメリカの東部やカナダに広く分布しているいくつかの樹種の総称。
材質は重硬で、強度・耐久性に優れているのが特徴。辺材は淡黄白色、心材は淡褐色と、レッドオークのように心材に赤味を帯びない。中心部分にはシルバーグレインと呼ばれる虎の毛のような模様がある。乾燥の際に狂いや割れが出やすく、加工が困難ではあるが穴あけ加工などに適している。ただし、鉄分に反応するのでメッキ加工をした釘の使用が望ましいとされる。ヒラタキクイムシの虫害を受けやすいので注意が必要。
建築材、家具材として人気があり、艶出し加工を施すときれいに仕上がるので、フローリング材としても適している。ウイスキーの樽材としても有名で、ウイスキーの香りはこの木材から生まれている。
類義語
アメリカンホワイトオーク、ウェスタンホワイトオーク、ノーザンホワイトオーク、サザンホワイトオーク