合成皮革とは
2013/04/26
合成皮革
(ごうせいひかく / ゴウセイヒカク)
天然皮革に似せて作られた人工素材のこと。
家庭用品品質表示法で合成皮革は、「基材に特殊不織布以外のものを用いたもの」と定義されており、織物や編物など天然の布地基材の上に、ポリウレタンなどの合成樹脂を厚く塗ったり、貼り合わせたり、また、天然皮革に似せたシワを入れるなどして、一見天然皮革に見間違えてしまうほど、似せて作ることができる。
技術は年々進歩を遂げ、品質も均一で大きさや形の制約もなく、安価で、手入れも楽で、天然皮革代替品として急速に普及している。しかし、ポリウレタンは高温多湿に弱く、ドライクリーニングを行うと硬くなってしまうなど耐久性がないため、数年で表面の樹脂が劣化してしまう場合がある。
類義語
合皮