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家具用語集

ルイ16世様式とは

2013/04/15

ルイ16世様式
(るいじゅうろくせいようしき / ルイジュウロクセイヨウシキ)

18世紀中期から後期にかけてフランスで流行した建築・インテリア様式を、当時の為政者の名に因んでルイ16世様式と呼ぶ。

19世紀に最盛期を迎える新古典主義の先鞭となった様式。それまで主流であったロココ様式が、余りに人工的、技巧的、通俗的になったことへの反動として、古代ギリシアやローマ民主政期の質実剛健たる建築物を規範とし、論理を重視しようとした。ロココ様式のインテリアが優美な曲線で構成されていたのに対し、ルイ16世様式では、直線に置き換えられ、装飾の少ないシンプルなスタイルが中心となる。この時代に相次いだ知識人のギリシア旅行や、ポンペイなどの古代遺跡発掘のニュースが宮廷文化に影響を与えた結果でもあった。

類義語
新古典主義様式