サクラとは
2013/04/15
サクラ
(さくら / サクラ)
バラ科サクラ属の落葉広葉樹。本州、四国、九州に分布している。大きいものは高さ20mにまで達し、天然記念物に指定されているものもある。
材質は硬さがあり粘り強い。加工性に優れており、高級家具、建築材、楽器など幅広く使われている。また、狂いが少ないという特性を活かして定規などの精密さを求められるものにも用いられる。一般的にヤマザクラを指すことが多いが、カバザクラのことを「サクラ」ということもある。カバザクラはカバノキ科で、植物的にはサクラとは別物。木の表面や木材がサクラに似ていることからそう呼ばれるようになった。
ヤマザクラの樹皮を使った工芸品は「樺細工」と呼ばれている。また、喉の薬になる桜皮という生薬がとれる。
類義語
ヤマザクラ、本桜