
ウィンザーチェアとは
2013/04/15
ウィンザーチェア
(うぃんざーちぇあ / ウィンザーチェア)
厚い座板に細長い脚が取り付けられ、背もたれ部が細長い棒で作られた木製の椅子。
17世紀後半にイギリスのウィンザー地方で生まれ、庶民が食堂などで使っていた椅子のこと。簡素な構造ながら実用的で使い勝手がよいため、後にアメリカにも広まっていった。座面に脚などを直接接合して制作される。「割れ楔(くさび)」といい、木の丸棒を差し込み、楔を打ち込み抜けにくくしている。座面部分には、お尻や太ももがフィットしやすいように、浅く削られているのが特徴。曲げ木技術を活かし、背もたれ部が丸いデザインになっているものも多く見られる。
現代でもシンプルなデザインが受け入れられ、古くからダイニングチェアとして親しまれている。
類義語
ウィンザーチェアー