あなたにピッタリの家具・インテリアを

※掲載価格・表記は掲載当時のものです。

RSSフィード

工芸品60点がズラリ、「ブルーノ・タウトの工芸~ニッポンに遺したデザイン~展」開催

2013/12/06

日本のデザイン発展に貢献したドイツ人建築家の個展

2013年12月6日(金)~2014年2月18日(火)の期間、大阪・梅田のLIXILギャラリー大阪会場にて、日本で工芸デザインの開発に尽力したドイツ人建築家・ブルーノ・タウトの工芸作品を集めた企画展「ブルーノ・タウトの工芸~ニッポンに遺したデザイン~展」が開催されます。

タウトは20世紀初頭にドイツで活躍した建築家で、ベルリンを中心に1万2000戸以上の住宅を手がけています。1933年から約3年半、日本に滞在し、その間は工芸品制作と開発、指導に取り組みました。

漆工、木工、竹工、染織など伝統的な地場産業にデザインという観点を取り入れ、身の回りの実用品を中心に質素な美しさをもつ作品を多く生み出しています。

本企画展では、タウトがデザインした工芸、家具、喫煙道具、直筆のデザイン画などを展示するほか、ブルーノ・タウト研究を行っているお茶の水女子大学名誉教授の田中辰明氏による講演会も開催する予定。

日本の工芸、デザインの進歩に一役を買った、タウトの痕跡を豊富な資料でじっくりと辿ってみてください。そこにはヨーロッパ人の眼で見たニッポンがあります。タウトの視点を通して日本的工芸を再発見できるはずです。

ブルーノ・タウトの工芸~ニッポンに遺したデザイン~
会期:2013年12月6日(金)~2014年2月18日(火) 10:00~17:00
   ※水曜日、12月27日~1月4日、2月16日(日)は休館
会場:LIXILギャラリー大阪会場
   大阪市北区大深町4-20 グランフロント大阪 タワーA 12階
入場料:無料
講演会「ブルーノ・タウトが遺したものー建築と工芸をめぐる」
講師:田中辰明(お茶の水女子大学名誉教授)
会期:2014年1月13日(月・祝) 14:00~15:30
会場:LIXILショールーム大阪セミナールーム
   大阪市北区大深町4-20 グランフロント大阪タワーA 11階
参加費:無料 ※要申込、先着順 06-6733-1790/xbn@lixil.co.jp

上:パイプ掛付き木製煙草入れ(撮影:益永研司、所蔵:個人)
下:デザイン画「ポータブル・カクテルセット」(撮影:益永研司、所蔵:個人)

木製のチェア・椅子を見る
日本産の木製の家具を見る
→関連キーワードから家具を探す:工芸 / ドイツ / 建築家

関連記事