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12年ぶりの本格的回顧展「イサム・ノグチー彫刻から身体・庭へー」開催中

2018/08/29

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(c)The Isamu Noguchi Foundation and Garden Museum, New York / Artist
Rights Society [ARS] – JASPAR. Photo by Jack Mitchell.
国内外の約80点を展示

2018年7月14日(土)から2019年9月24日(月)まで、東京新宿の「東京オペラシティ アート ギャラリー」にて「イサム・ノグチー彫刻から身体・庭へー」展が開催されています。

今年はイサム・ノグチ没後30年という節目の年。国内での本格的な回顧展は12年ぶりで、本展ではノグチが世界各地で製作した80点あまりが展示されています。

日本人の父とアメリカ人の母の間に生まれたノグチは世界市民として生き、「異文化の融合」や「生活と環境の一体化」を目指して活動を展開しました。彫刻をはじめとして舞台芸術、家具、照明器具、陶芸、庭、ランドスケープと幅広いジャンルで作品を残したノグチですが、会場ではそれらを「身体」「重力」「大地」をキーワードに読み解き展示します。

彫刻作品を中心に、初期の重要な作品であり国内で初めて本格的に紹介される「北京ドローイング」8点のほか、世界各地にある庭&ランドスケープ作品も模型やとり下ろし動画で紹介。豊富なアーカイブ・フォトも合わせて展示され、ノグチの創作活動の総合的ビジョンに迫ります。

イサム・ノグチの多岐にわたる活動をまとめて見ることのできるまたとない機会。ぜひご来場ください。

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イサム・ノグチ《チェイス・マンハッタン銀行プラザのための沈床園》
1961-64年
(c)The Isamu Noguchi Foundation and Garden Museum, New York / Artist Rights Society [ARS] – JASPAR. Photo by Arthur Levine.

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左:イサム・ノグチ《別嬪さん》
  1952年
  陶(瀬戸)、麻
  イサム・ノグチ庭園美術館(ニューヨーク)蔵
  (c)The Isamu Noguchi Foundation and Garden Museum, New York / Artist Rights Society [ARS] – JASPAR. Photo by Kevin Noble.
右:イサム・ノグチ《マーサ・グラハムの舞台「ヘロディアドのための舞台装置》
  1944年
  (c)The Isamu Noguchi Foundation and Garden Museum, New York / Artist Rights Society [ARS] – JASPAR. Photo by Arnold Eagle.

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イサム・ノグチ《北京ドローイング(横たわる男)》
1930年
インク、紙
イサム・ノグチ庭園美術館(ニューヨーク)蔵
(c)The Isamu Noguchi Foundation and Garden Museum, New York / Artist Rights Society [ARS] – JASPAR. Photo by Kevin Noble.

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イサム・ノグチ《あかり》
デザイン1953年
紙、竹、金属
香川県立ミュージアム蔵

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イサム・ノグチ《空間のうねり#2》
1968年
アフリカ産花崗岩
イサム・ノグチ庭園美術館(ニューヨーク)蔵(公益財団法人イサム・ノグチ日本財団に永久貸与)
(c)The Isamu Noguchi Foundation and Garden Museum, New York / Artist Rights Society [ARS] – JASPAR. Photo by Michio Noguchi.

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イサム・ノグチ《オクテトラの模型》
1968年
石膏、彩色
イサム・ノグチ庭園美術館(ニューヨーク)蔵
(c)The Isamu Noguchi Foundation and Garden Museum, New York / Artist Rights Society [ARS] – JASPAR. Photo by Kevin Noble.

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左:イサム・ノグチ《無題》
  1987年
  インド産花崗岩
  イサム・ノグチ庭園美術館(ニューヨーク)蔵(公益財団法人イサム・ノグチ日本財団に永久貸与)
  (c)The Isamu Noguchi Foundation and Garden Museum, New York / Artist Rights Society [ARS] – JASPAR. Photo by Akira Takahashi.
右:イサム・ノグチ《アーケイック》
  1981年
  玄武岩
  香川県立ミュージアム蔵
  (c)The Isamu Noguchi Foundation and Garden Museum, New York / Artist Rights Society [ARS] – JASPAR. Photo by Akira Takahashi.
イサム・ノグチー彫刻から身体・庭へー
会期:2018年7月14日(土)~2019年9月24日(月) 11:00~19:00 (金土は11:00~20:00 入場は閉館30分前まで)
   ※月曜休館(祝日の場合、翌火曜休館)
会場:東京オペラシティアートギャラリー/東京都新宿区西新宿3-20-2
入場料:一般1400円、高大生1000円、中学生以下無料
イサム・ノグチ略年譜
1904年 詩人野口米次郎を父に、編集者レオニー・ギルモアを母にロサンゼルスに生まれる。父はイサムが生まれる前に日本に帰国。
1906年 母とともに来日。12年ほど日本で過ごす。
1918年 インディアナ州の実験校に入学するため単身渡米。
1927年 パリに留学し、彫刻家ブランクーシのアシスタントとなる。
1930年 シベリア経由で北京に赴く。
1931年 再来日し、約8カ月滞在。京都で禅の庭園や埴輪に感銘を受ける。
1942年 第二次大戦下、アリゾナ州の日系二世強制移住キャンプに志願して入所。
1949年 世界10カ国以上の石の遺跡を訪ねる旅を始める。
1950年 19年振りに来日し、日本の芸術家たちと交流。以後、日米欧を行き来して制作。
1952年 北鎌倉の北大路魯山人の敷地内の日本家屋で陶作品の制作に没頭。
1958年 発明家・思想家バックミンスター・フラーの弟子で建築家のショージ・サダオ(1927-)が制作協力者に。
1964年 香川県牟礼町の石工・和泉正敏(1938-)と出会う。以後、和泉を制作協力者に、牟礼をニューヨークとならぶ
制作の拠点として行く。
1985年 ニューヨークのアトリエを改造し、イサム・ノグチ庭園美術館(ニューヨーク)として開館。
1988年 ニューヨークで逝去。
1999年 牟礼のアトリエ、庭園がイサム・ノグチ庭園美術館として開館。
2005年 最晩年に基本設計を手掛けた『モエレ沼公園』が札幌市にオープン。
Writing:Ruiko Eguchi
Edit:塩見直輔

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