金を使ったうつわの美「HEART OF GOLD 錦山窯の仕事」展、開催

　
2015年2月20日(金)から2月22日(日)の3日間、東京・代官山の「ヒルサイドフォーラム」にて九谷焼窯元による展覧会「HEART OF GOLD 錦山窯の仕事」が開催されます。

石川県の伝統工芸・九谷焼は五彩による豪華な絵つけが特徴。17世紀に加賀藩の御用達として発展し、その技法を現在にも伝えています。

中でも1907年(明治39年)に開窯した「錦山窯」は、金を使った「金彩」を得意としてきました。三代目吉田美統が釉裏金彩の卓越した技法で人間国宝の認定を受けるなど高い評価を得ています。

今回の展覧会ではデザイナー・吉田守孝氏とタッグを組んで開発した「酒具-shugu-」シリーズを発表するほか、錦山窯で実際に使用されてきた道具とこれまでの作品を展示。

会期初日にはデザイナーの吉田氏と錦山窯4代目の吉田幸央氏、OUTBOUND店主の小林和人氏が参加するトークショーとオープニングパーティーも予定されています。国宝級の金彩の精美を間近で見ることのできる貴重な機会です。歴史ある窯元の新たな挑戦をぜひご覧下さい。

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