初の漆作品も出品「アウトライン/西本良太」展、開催中
2018/06/06
伝統工芸・越前漆器の作品も
2018年6月12日(火)まで、福井県越前市のセレクトショップ「ataW(アタウ)」にて「OUTLINE/西本良太」展が開催されています。
西本良太は、木工をベースに塩ビ管、樹脂、コンクリートなど多彩な素材を使った制作活動を行っています。
木で造られたアイスバーなど、素材のもつ性質や機能から離れた作品たちは、私たちが持つ「モノ」への既成概念を揺るがします。新たな「アウトライン(輪郭)」を与えられたことで、それぞれの素材の存在感がくっきりと際立つ様を見ることができるのです。
今回は個展を開催するエリアの伝統工芸である越前漆器にちなみ、西本氏が初めて漆を使用した新作を発表。現地の漆職人の協力を得て、木の塊、ネジ、グラスなど異なる素材に漆を塗った、ユニークな作品に仕上がっています。
会場では機能のない「モノ」から、実際に使える日用品まで西本氏の視点がつまった様々な作品が展示・販売されます。
ataWの店舗外観
西本良太
1977年東京都生まれ。東京学芸大学を卒業後、特注家具製作会社に勤務。2008年、東京都青梅市に作業場を構え、木工作家として活動スタート。主な展示に、公開制作67 PLAYING ON A SURFACE(府中市美術館/2016)、単位展(21_21 DESIGN SIGHT/2015)、塩ビ管とアイスキャンディー(gallery deux poissons/2014)。
1977年東京都生まれ。東京学芸大学を卒業後、特注家具製作会社に勤務。2008年、東京都青梅市に作業場を構え、木工作家として活動スタート。主な展示に、公開制作67 PLAYING ON A SURFACE(府中市美術館/2016)、単位展(21_21 DESIGN SIGHT/2015)、塩ビ管とアイスキャンディー(gallery deux poissons/2014)。
Writing:Ruiko Eguchi
Edit:塩見直輔
Edit:塩見直輔
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