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アーティスト・舘鼻則孝とGERVASONIがコラボ! 西陣織をまとう「Ghost」登場

2018/10/26

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NORITAKA TATEHANA meets GERVASONI, GHOST LIMITED EDITION, 2018, Ghost 05

イタリアの高級家具メーカー・GERVASONI(ジェルバゾーニ)とアーティスト・舘鼻則孝のコラボレーションプロジェクト「NORITAKA TATAHANA meets GERVASONI」のプロダクトが発表され、現在開催中の「DESIGNART 2018」にてお披露目されています。

舘鼻則孝氏はレディー・ガガが着用していることでも有名な「ヒールレスシューズ」の作者で、日本の伝統文化をベースにユニークな創作活動を行っている気鋭の若手アーティスト。

今回発表されたのは、GERVASONIのベストセラー家具であるGhost(ゴースト)シリーズに、西陣織のファブリックを組み合わせたスペシャルエディションです。

西陣織の製作を手がけたのは京都の細尾。赤、黒、銀を基調とした3色展開で「輝く羽根を持つ鳥」の故事に基づいて図案がデザインされたそう。職人の手仕事による伝統技術「ふくらし織」と、最先端のデータ構築で表現した奥行きのあるテクスチャが孤高の存在感を放ちます。

本プロジェクトのアイテムは全て受注販売による限定生産。購入を検討したい方はもちろん、美しいファブリックをまとったスペシャルなソファを目撃したい方はぜひDESIGNART 2018会場を訪れてみてください。

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NORITAKA TATEHANA meets GERVASONI, GHOST LIMITED EDITION, 2018, Ghost 23
ふくらし織りによって立体的に表現された烏の図案が特徴。間近で見ると七宝紋様のレイヤーが烏の図案と重なっています。現代の西陣織だからこそ実現可能なデジタルレタッチと職人の手仕事が融合し完成しました。

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NORITAKA TATEHANA meets GERVASONI, GHOST LIMITED EDITION, 2018, Ghost 12
銀色に輝く羽根を持つ烏の故事から着想を得た舘鼻のコンセプトを最も体現しているのがこちらのテキスタイルです。銀箔を施した和紙を細く切り繊維状になったものを横糸として使用。光の反射で烏の図案が見え隠れします。
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舘鼻則孝(たてはな のりたか)
1985年、東京生まれ。歌舞伎町で銭湯「歌舞伎湯」を営む家系に生まれ鎌倉で育つ。シュタイナー教育に基づく人形作家である母の影響で幼少期から手でものをつくることを覚える。東京藝術大学では染織を専攻し遊女に関する文化研究とともに友禅染を用いた着物や下駄の制作をする。卒業制作であるヒールレスシューズは花魁の下駄から着想を得たものである。近年はアーティストとして展覧会を開催する他、伝統工芸士との創作活動にも精力的に取り組んでいる。2016年3月には、仏カルティエ現代美術財団にて人形浄瑠璃文楽の舞台を初監督「TATEHANA BUNRAKU : The Love Suicides on the Bridge」を公演した。作品はニューヨークのメトロポリタン美術館やロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館など、世界の著名な美術館に永久収蔵されている。2018年9月には東京・九段「旧山口萬吉邸」にて個展「NORITAKA TATEHANA RETHINK―舘鼻則孝と香りの日本文化―」を3日間の限定公開により開催した。
NORITAKA TATEHANA meets GERVASONI
受注開始:2018年10月19日(金)
展開アイテム:GHOSTシリーズの一部
スペシャルサイト:gervasoni.noritakatatehana.com
SPECIAL PREVIEW
デザインとアートの祭典DESIGNART 2018で一部のプロダクトを展示
会期:2018年10月19日(金)~10月28日(日) 10:00~18:00
会場:DESIGNART 2018オフィシャル会場「DESIGNART GALLERY at Francfranc Forest」/東京都港区北青山3-5-12 Francfranc Forest 地下2階
Writing:Ruiko Eguchi
Edit:塩見直輔

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