座ると痛…くない!? 老舗籐家具メーカーが作るイソギンチャクスツール
2013/11/19
編む、ではなく束ねた籐家具
明治末期の創業以来、「自社製造の国産」にこだわり続けている山形の籐家具メーカー・ツルヤ商店から、新作スツール「sea-anemone」が発表されました。
「sea-anemone」は「イソギンチャク」の意。美しく曲げられた籐が集束された様は、その名の通り海の生物のよう。スツールの座面に当たる部分は、束ねられた籐の断面がむき出しで並び、座ると何だか痛そう…という印象を持ちますが、座ってみると以外にも快適。見た目とのギャップもチャーミングなアイテムです。
籐は、使い込む程に飴色の艶が増し独特の味わいが出てくる素材。その美しい経年変化も楽しんでもらいたいという想いから、無着色無塗装で仕上げられています。また、10本の脚から映し出される影も美しく、照明との組み合わせにもイメージが膨らみます。単体でオブジェとしても存在感を放ちます。
繊細な日本人の手仕事による丁寧な製作工程と、若手デザイナーの感性で誕生した新商品。いろいろな使い方でその魅力を楽しんでみてほしい逸品です。
籐素材を束ねてスツール状に。湾曲した10本の脚が支えます。
ツルヤ商店は明治40年創業の老舗メーカー。繊細な日本人の手仕事にこだわったものづくりを続けています。
花台などスツール以外の使い方も。
籐スツール「sea-anemone」
デザイナー:羽田康志(ツルヤ商店)
サイズ:W370mm / D370mm / H450mm ※重量2.4kg
価格:3万9900円(税込)
お問い合わせ:ツルヤ商店/023-632-4408
デザイナー:羽田康志(ツルヤ商店)
サイズ:W370mm / D370mm / H450mm ※重量2.4kg
価格:3万9900円(税込)
お問い合わせ:ツルヤ商店/023-632-4408
Photo:Kahori Kurihara
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