
アラベスクとは
2013/04/15
アラベスク
(あらべすく / アラベスク)
アラベスク(arabesque)はイスラム教徒が集う教会、モスクの壁などに装飾されている様式である。高い宗教性を持つ模様であり、イスラム教の神、アラーを象徴している。
アラベスク様式の模様は象形文字のように、動植物がモデルとなっている場合もある。また、宗教だけでなく古代ギリシャ哲学にも深い影響を受けており、ソクラテスの弟子であるプラトンのイデア論などがその代表的なものである。
アラベスクの原型はユークリッド幾何学である。これはピタゴラス教団の祖、ピタゴラスが完成させた体系である。世界遺産になっているタージ・マハルなどにもアラベスク様式の模様が刻まれている。
アラベスクには永遠不滅、無限、などを示すためにも用いられる。
類義語
arabesque