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家具用語集

観音開きとは

2013/04/15

観音開き
(かんのんびらき / カンノンビラキ)

開口部中央から左右対象に開く2枚の扉やドアの形式のことを指す。さらに扉が縦方向に二つに折れるものを指すこともある。

左右の扉を同時に開くことができ、引き違い戸などと比べると開口部が広いので、中身の出し入れをしやすいのが特徴。食器棚や冷蔵庫など頻繁に開け閉めする場所に採用されたり、建築ではテラスやポーチなどに向かって開くガラス戸として設けられることが多い。扉を開くときには、戸の移動方向にある程度のスペースを必要とするため、狭い場所に設置すると扉が十分に開かなくなることがあるので注意が必要だ。

仏像(観音)や教典を納めた厨子の扉が左右対称の両開きになっていたことから、「観音開き」と呼ばれるようになった。

類義語
両開き戸、フレンチドア、フレンチウインドウ