リージェンシー様式とは
2013/04/26
リージェンシー様式
(りーじぇんしーようしき / リージェンシーヨウシキ)
リージェンシー様式とは、英国王ジョージ3世の晩年にあたる19世紀前半、皇太子であった後のジョージ4世の摂政期に、イギリスで見られた建築・インテリア様式を指す。摂政を表す英単語リージェント(regent)に因んで名付けられた。
ギリシア、エジプト、トルコ、中国といった広義のオリエント文化に対する憧憬を前面に出し、それらの伝統的意匠を積極的に取り入れた。エジプト風デザインを採用した建築家トーマス・ホープが代表的。オリエント趣味は、この時期の他のヨーロッパ地方でも広く見られ、イギリスと同様に建築に影響を受けた例としては、フランスにおけるディレクトアール様式からアンビール様式への変遷などが挙げられる。
類義語
リージェンシー