
積層合板とは
2013/04/26
積層合板
(せきそうごうはん / セキソウゴウハン)
芯材に1〜3mmほどにスライスした木材を、繊維方向が互いに直交するように重ね、圧力をかけて貼り合わせた合板。英名は「plywood」。
歪みや反りが出にくく強度が高いのが特徴。さらに、成型時に熱圧力をかけることで一枚板では難しいカーブを描くことができ、曲線を使うデザイン性の高い製品に使われることが多い。曲面に成形加工したものを「成形合板」ともいう。1940年代にアメリカのデザイナー、チャールズ・イームズは積層合板の成形能力に注目し、妻のレイ・イームズと共に世界的に有名なイームズシェルチェアを考案した。
日本ではベニヤ板と呼んでいるが、ベニヤ板とは本来一枚板のことを指す。正しくはプライウッドという。
類義語
プライウッド