
針葉樹合板とは
2013/04/15
針葉樹合板
(しんようじゅごうばん / シンヨウジュゴウバン)
主にマツ類などの針葉樹から作られる合板のこと。樹種としてはアカマツ、カラマツ、エゾマツ、トドマツ、スギ、ヒノキ、米マツ、米ツガ、ラジアタパインなどが使われている。
地球温暖化により、合板としては最もポピュラーだった熱帯雨林広葉樹のラワンの伐採が制限されているため、比較的再生が可能な針葉樹が代替材料として需要が増えている。ラワン合板は天然木化粧合板としてもよく用いられていたが、針葉樹合板はラワン合板と比べると節や年輪が多いため、主に木造建築物の壁下・床下・屋根下地材など構造用合板として広く用いられている。ほかの合板に比べて価格も安いが、厚さやサイズも豊富で、耐震性、耐風性、気密性、防音性が高い。
類義語
合板