大理石とは
2013/04/15
大理石
(だいりせき / ダイリセキ)
正式名称は結晶質石灰岩。大理石の名前の由来は、中国雲南省大理ペー族自治州大理市で産出されたことによる。英語ではマーブル(marble)。
大理石は白、黄色、赤、緑、黒など、色彩も模様も様々である。硬度が低いため加工しやすく、また、研磨により美しい光沢を出すことができたため、古代より建築や彫刻に使われている。イタリアトスカーナ州のカラーラは、大理石発掘で2000年の歴史があり、カラーラで産出する白大理石は、「ビアンコ・カラーラ(BIANCOCARRARA)」として有名である。
日本では白大理石の産出量が少なく、ほとんどをイタリア、ギリシア、フィリピン、アメリカ、中国、台湾などからの輸入に頼っている。
類義語
marble