茶だんすとは
2013/04/15
茶だんす
(ちゃだんす / チャダンス)
茶器や菓子器、食器などを収納するための、袋棚、違棚やいくつもの引き出しを備えた和風の家具のこと。
茶の間に置かれ活用されることが多い家具である。元々は茶道において、茶器などを置く棚から発達した。クワやキリ、ケヤキなど木目が美しい素材が使われることが多く、匠の技が光る日本伝統の家具として知られている。洋風の建築物、洋間が増える中、和のデザイン、伝統、木の温もりを感じさせる茶箪笥は、未だに根強い人気を誇っている。
茶箪笥の持つ落ち着いた雰囲気は和室にベストマッチするが、国内外問わずアジアン家具が人気ということもあり、洋風の中に茶箪笥を合わせるなど、様々なバリエーションの使われ方が昨今なされている。また、アンティークの人気も高い。
類義語
茶箪笥