
チューダー様式とは
2013/04/15
チューダー様式
(ちゅーだーようしき / チューダーヨウシキ)
イギリスのチューダー朝時代の15世紀末頃から17世紀初頭までの建築、美術、家具の様式のことを指す。
後期ゴシック様式からルネサンス様式への過渡期の様式であり、垂直様式にイギリス・ゴシック様式の名残が見られる。また、細部の装飾に大陸、特にドイツ及びイタリアから導入されたルネサンスの影響が見られるという。家具は、オーク材で作られ重厚感ある垂直様式に、中央集権化が進み国力が充実したことから装飾的傾向が強くなり、チューダーアーチ、リネンホールド、アカンサス、チュウダーローズといったモチーフが代表的だと言われている。これらの技術はフランドルの職人たちによってブリテン島にもたらされた。
チューダー様式を代表する家具の一つに天蓋付きベッドがある。
類義語
チューダースタイル