1950~70年代の仕事をメインに紹介! エットーレ・ソットサス展、開催中
2019/05/30

メトロクス東京のコレクションも展示
2019年5月23日(木)から6月15日(土)まで、東京・新橋の「メトロクス東京」にて、「エットーレ・ソットサス 1950-70’s Works」が開催されています。
デザイン界の巨匠・Ettore Sottsass(エットーレ・ソットサス)の1950~70年代の仕事をメインに紹介。ポストモダニズムの中で支持された鮮やかで個性的な造形の家具や陶器が一堂に会します。
80年代のデザイン界を圧巻したデザイナー集団・MEMPHIS(メンフィス)での活動が知られるソットサス。その独自の世界観を形成するものの一つに、1950年代半ば、イタリアの老舗陶器メーカー・Bitossi(ビトッシ)での作陶経験がありました。
そのBitossiで手掛けた陶器シリーズを中心に、Olivetti(オリベッティ)のタイプライターやオフィス家具シリーズ「Synthesis(シンテシス) 45」、Poltronova(ポルトロノーヴァ)の家具シリーズ「Tecnika(テクニカ)」などの貴重なヴィンテージアイテムを展示・販売。併せて「メトロクス東京」が保有するコレクションの一部も展示されます。
デザイナーとしての初期作品からメンフィスに至るまでの変遷、またOlivettiをはじめとした企業での堅実なデザインなどソットサスのさまざまな仕事を見て取れる機会です。
展示を通じてソットサスの一貫したデザイン哲学を感じ取ってみてください。
Bitossi:デザインシリーズ/1956年~
Olivetti:タイプライター「Valentine(ヴァレンタイン)」/1964年
Olivetti:オフィス家具シリーズ「Synthesis 45(シンテシス45)」/1972年
Poltronova:家具シリーズ「Tecnika(テクニカ)」/1970年
Alessio Sari(アレッシオ・サリ):Indian Memory series(インディアンメモリーシリーズ)/1972年
Writing:Akiko Okawa
Edit:塩見直輔
Edit:塩見直輔
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