アジア初の回顧展「ゴードン・マッタ=クラーク展」開催中、初来日作品も
2018/08/27

2018年9月17日(月) まで、東京・千代田の「東京国立近代美術館」にて「ゴードン・マッタ=クラーク展」が開催されています。
Gordon Matta-Clark(ゴードン・マッタ=クラーク/1943-1978)は、1970年代にニューヨークでアート、建築、ストリートカルチャー、食など多岐にわたる分野で活躍したアーティスト。35歳という若さでこの世を去ったマッタ=クラークですが、没後40年となる今でもなお多くのフォロワーが存在し、欧米各国でも大規模な個展が開催されています。
本展はアジアで初めての回顧展で、マッタ=クラークを読み解くのに重要な5つの場所「住まい」「ストリート」「港」「市場」「ミュージアム」にフォーカス。それぞれの分野で彫刻、映像、写真、ドローイング、関連資料など約200点が出品されており、マッタ=クラークの多角的な活動に迫ります。
代表作である建物の一部を切り取る「ビルディング・カット」シリーズのなかでも最大規模の『スプリッティング:四つの角』(サンフランシスコ近代美術館蔵)も初来日。
観るだけではなく私たちが参加できる企画が用意されており、基本的に会場内は写真撮影ができるほか、常設ワークショップコーナーではマッタ=クラークのグラフィック作品をモチーフにした塗り絵体験も用意されています。
展覧会にちなんでビームスとコラボしたオリジナルアイテム7型も発売。美術館の場と枠を超えて様々な企画が用意されています。
軽やかでクール、そしてポエティックと表現されることが多いマッタ=クラークのを活動の核心は、豊かなコミュニティーの創出のためにアートの役割を探ることにありました。爆発的な経済成長が始まった1970年、資本主義の本拠地ともいえるニューヨークでマッタ=クラークが探っていたのはあらゆる境界とつながりの新しい在り方だったのかもしれません。

Photo:Cosmos Andrew Sarchiapone (c)The Estate of Gordon Matta-Clark; Courtesy The Estate of Gordon Matta-Clark and David Zwirner, New York/London/Hong Kong.




Photo:Richard Landry (c)The Estate of Gordon Matta-Clark; Courtesy Richard Landry, The Estate of Gordon Matta-Clark and David Zwirner, New York/London/Hong Kong.
右:《ニューヨーク近代美術館のためのプロポーザルNo.4》1978年 ゴードン・マッタ=クラーク財団&デイヴィッド・ツヴィルナー(ニューヨーク)蔵 (c)The Estate of Gordon Matta-Clark; Courtesy The Estate of Gordon Matta-Clark and David Zwirner, New York/London/Hong Kong.

会期:2018年6月19日(火)~2018年9月17日(月) 10:00~17:00 (金土~21:00)
※月曜休館(7月16日(月)、9月17日(月)は開館)、7月17日(火)
会場:東京国立近代美術館 企画展ギャラリー1階/東京都千代田区北の丸公園3-1
観覧料:一般1200円、大学生800円
※ 本展使用済み入場券を提示すると2回目以降は特別料金
一般500円、大学生250円
▽関連企画
発売日:2018年6月15日(金)
アイテム:Tシャツ、トートバッグなど7型
デザイン:ビームス アートディレクター前田晃伸
取扱店舗:トーキョーカルチャート by ビームス / BEAMS公式オンラインショップ / 東京国立近代美術館ミュージアムショップ
映像作品「帰ってきたゴードン・マッタ=クラーク」上映会
日時:2018年7月28日(土)~9月15日(土)までの毎週土曜 10:00~20:48
※申込み不要、参加無料、要観覧券
Edit:塩見直輔











