日本唯一の唐紙屋「雲母唐長」が東京にやってきた

10月21日(水)から10月27日(火)まで、東京・新宿の「伊勢丹新宿店 本館5階＝パーソナルルーム / プロモーション」にて「雲母唐長 × ISETANーKYOTO ORIGIN ～唐長の雅ー」が開催されています。

「唐長(からちょう)」は京都で1624年(寛永元年)に創業した日本唯一の唐紙屋。「唐紙」は主に襖(ふすま)や屏風に貼って使用され、唐長では桂離宮や二条城などで使われる唐紙を作り続けています。

本展では、唐長を継承する唐紙師・トトアキヒコとその妻・千田愛子の2人で立ち上げた唐紙ブランド「雲母唐長(キラカラチョウ)」が展開するアイテムの展示・販売を行います。期間中は伊勢丹オリジナルデザインの便箋や封筒を始め、ランプシェードなどのインテリアアイテムまで、バラエティあるラインナップが展開されます。

10月24日(土)・25日(日)にはトトアキヒコ氏を招いてのトークショーも行われるそう。唐長の歴史にまつわるエピソードが披露されるほか、同氏の新著「日本の文様ものがたり」出版記念サイン会も同時に開催。普段は京都のアトリエ限定のパネルや屏風のオーダー受注も、この2日間限定で受け付けてくれます。

伝統を受け継ぎながらも新しい表現にも挑戦している雲母唐長の作品は、もはやアートとも言える豊かな世界を見せてくれます。今回は貴重な東京での展開、ぜひお見逃しなくお出かけください。

▽同時開催