「スイスデザイン展」開催! 家具から鉄道まで「これもスイス!?」な有名ブランドも集結
2014/12/12
ル・コルビュジエ、マックス・ビルを生んだ国から
2015年1月17日(土)~3月29日(日)の期間中、東京・新宿の東京オペラシティアートギャラリーにて「スイスデザイン展」が開催されます。
日本とスイスの国交樹立150年にあわせて開催される本展では、両国の交流の始まりから現在までの、多様な価値観やアイデアの展開、そしてスイスから世界に向けて発信されたさまざまなデザインを紹介。世界中で愛され続けるスイスデザインの魅力に迫ります。
USMやクリスチャン・フィッシュバッハなど、スイスを代表する家具やファブリックをはじめ、鉄道や航空などの「観光」におけるデザイン、時計や靴など、多様な領域における各ブランドの取り組みやその歴史、背景、思想やコンセプトが紹介されます。
また、多彩なゲストを迎え、さまざまな角度からスイスデザインの魅力を語る、ギャラリートークも実施されます。
スイスが生んだ歴史的建築家、ル・コルビュジエや、バウハウスに学びモダンデザインに大きな功績を残したマックス・ビルなど、スイスデザインの合理性と普遍性を考える手がかりとなるキーパーソン、キーポイントに触れる展覧会は、日本で初めて試みとのこと。
デザインという視点からスイスの全貌に触れる貴重な機会です。ぜひお見逃しなくお出かけください。
写真左:システムファニチャーのトップブランド・USMの「USMハラー」。スイスで金物・錠前業として創業したのを始まりとし、3代目となるポール・シェアラーと建築家のフリッツ・ハラーが共同開発した世界のベストセラーです。
写真右:ル・コルビジェの影響を受けモダン建築を志したというスイス生まれのマックス・ビルによる「Ulm Stool(ウルム スツール)」。
写真左:クルト・ネフ《ネフスピール》 ネフ(オリジナル制作1958)
写真右:《WHITE LOOP》 スウォッチ、2014
写真左:《オフィサーナイフ》 ビクトリノックス、1897
写真右:《F06 SERENA》フライターグ、2012
時計をはじめ、幅広い領域で世界に知られるスイスデザイン。このブランドもスイスだったのか、と改めて認識するアイテムも多いのではないでしょうか。
写真左:《スイス・パスポート》
写真右:ハンス・ノイブルク 《「チューリヒの作家たち展」ポスター》1965、宇都宮美術館蔵
会場には、日頃目にすることのできない貴重な資料も並びます。
《スイス連邦鉄道とモンディーンの鉄道時計》
観光大国でもあるスイス。鉄道におけるデザインにもフォーカスします。
会期:2015年1月17日(土)~3月29日(日) 11:00~19:00 ※月曜・2/8(日)全館休館、金・土曜日は20:00まで、いずれも最終入場は閉館30分前まで
会場:東京オペラシティ アートギャラリー 3Fギャラリー1,2
東京都新宿区西新宿3-20-2 / 03-5777-8600(ハローダイヤル)
入場料:一般1200円(1000円)、大学・高校生1000円(800円)、中学生以下無料
※同時開催「収蔵品展050 木を彫る」「project N 59 河合真里」の入場料を含みます
※( )内は15名以上の団体料金
※閉館1時間前以降の入場、65歳以上の入場は半額
出展ブランド:VICTORINOX(ビクトリノックス)、Bally(バリー)、Christian Fischbacher(クリスチャン・フィッシュバッハ)、FREITAG(フライターグ)、NAEF(ネフ)、SIGG(シグ)、Swatch(スウォッチ)、USM、ほか
時間:各回 14:00~15:00
会場:東京オペラシティ アートギャラリー[ギャラリー1, 2 展示室内]
予約:不要 ※当日の入場券は必要、当日の参加状況により入場制限を行う場合もあり
▽第1回 2015年1月25日(日)「ル・コルビュジエとスイスデザイン」 ゲスト:林美佐(大成建設ギャルリー・タイセイ学芸員)
▽第2回 2015年2月1日(日) 「スイスのグラフィックデザイン」 ゲスト:橋本優子(宇都宮美術館主任学芸員)
▽第3回 2015年2月7日(土) 「スイスのモダンデザイン群像」 ゲスト:柳本浩市(デザインディレクター、Glyph.代表)
▽第4回 2015年2月15日(日)「スイスデザインのいま:最前線を歩く」 ゲスト:土田貴宏(デザインジャーナリスト)
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