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約90点を展示「ワシリーチェアからはじめるバウハウス」展、開催中

2015/02/05

マルセル・ブロイヤーの代表作が登場

2014年11月4日(火)から2015年3月13日(金)まで、東京・杉並の「ミサワ バウハウス コレクション」にて「ワシリーチェアからはじめるバウハウス」展が開催されています。

本展は、バウハウスの名作「ワシリーチェア」と、関連する作品約90点を紹介する企画展覧会です。

主催のミサワホームは国内随一のバウハウスコレクションのオーナー。コレクション施設のほか、本社や本館にはバウハウスのプロダクト製品で統一した「バウハウスルーム」と呼ばれる応接室を開設するなど、モダンデザインの発信に力を入れています。

今回の展覧会のメインテーマとなるワシリーチェアは1925年、Marcel Breuer(マルセル・ブロイヤー)によってデザインされました。

世界で初めてスチールパイプを用いたチェアとして知られ、スチールパイプ製家具の先駆けとして後のデザイナーたちに大きな影響を与えました。

展示ではワシリーチェア本体のほか、「鋼管家具」「素材」「工房」「1925 年」「教育」などワシリーチェアにまつわるキーワードに沿った作品を紹介しています。

観覧には電話予約が必要ですが入場は無料。ワシリーチェアは数あるバウハウス作品の中でも、鍵となる重要なプロダクト。そこからバウハウスの世界観を辿ればきっと新しい発見があるはずです。

ブロイヤーは自転車のハンドルやフレームからワシリーチェアの着想を得たそう。当時としてはあまりにも前衛的だったため批判が集まることを予想していたブロイヤーは、バウハウスの先生であったワシリー・カンディンスキーがいち早くこれを高く評価したことで勇気づけられました。このエピソードから後年「ワシリーチェア」の名がつけられました。
ワシリーチェアからはじめるバウハウス
会期:2014年11月4日(火)~2015年3月13日(金) 10:00~12:00 13:30~17:00 ※金曜~19:00
会場:ミサワ バウハウス コレクション
   東京都杉並区高井戸1-1-19 ミサワホーム総合研究所内 1階・地下1階
申込方法:03-3247-5645
     ※完全予約制のため、休館日を除いた前日までに電話予約が必要
     ※1名から予約可能
休館日:毎週水・土・日曜日、祝日
観覧料:無料
主な展示:肘掛け椅子B11(マルセル・ブロイヤー 1926/27 年)
     デスタ家具KS46 の広告(オットー・リットヴェーガー 1931 年頃)
     ポスター・デザイン(ラッシュ) (イレーネ・ホフマン 1930 年頃)
     灰皿(マリアンネ・ブラント 1924 年)
     版画集・小さい世界より(ワシリー・カンディンスキー 1923 年)
     クラブ・アームチェアB3(ワシリーチェア)(マルセル・ブロイヤー デザイン1925 年 製造1928/29 年)

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