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キュレーションがテーマのギャラリー&セレクトショップ「Graphpaper」オープン

2015/05/06

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2015年2月、東京渋谷にクリエイティブディレクター 南貴之氏が手がける初のセレクトショップ「Graphpaper(グラフペーパー)」がオープンしました。

Graphpaperは「キュレーション(=美術館などでテーマに沿って作品を選択し展示空間を構成すること)」をキーワードにしたギャラリー&セレクトショップ。

CANNABIS(カンナビス)、1LDK(ワンエルディケー)、BANANA REPUBLIC(バナナリパブリック)など多くのショップやブランドのディレクションを手がけてきた南氏ですが、Graphpaperではこれまでのイメージを覆すミニマリスティックな空間を作り上げました。

南氏がインスピレーションを受けたのは、1969年にハラルド・ゼーマンがキュレーションして開催された展覧会「When attitude becom Form(態度がかたちになるとき)」。ゼーマンは同展でヨーロッパ、アメリカの作家たちを同様に扱い、新たな美術動向が大陸をまたぐ同時多発的な現象であるということをキュレーションによって明らかにしようとしたのです。

「キュレーションすること」を目的としているというGraphpaperでは、商品はブランドごとではなく、ひとつひとつの作品としてセレクトされています。また、各アイテムをいかに引き立たせるかに主眼を置いてディスプレイされおり、ミニマルデザインの空間と相まって店内ははまるでミュージアムのよう。

キャンバスを引き出すと作品が現れる作りになっているところにも美術館的キュレーションへのこだわりが込められています。

取扱い商品はファッション、陶磁器類、ガラスウェア、インテリアオブジェなど多岐にわたるほか、2階のポップアップスペースでは期間限定の展示販売も行われるそう。

ぜひ直接脚を運んで、「作品」としての商品たち、そしてキュレーションに込められたメッセージを感じてみてください。

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美術館のホワイトキューブを意識した店内。壁には黄金比の感覚で配列された真っ黒なキャンバスが。

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キャンバスを引き出すと商品が陳列されています。

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ファッションアイテムのほか、インテリアオブジェも。

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陶磁器類もメーカー品、作家モノなど問わずにセレクトされています。

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ショップ外観。真っ白な壁にペールブルーのドアが目印です。
キュレーションショップ Graphpaper
オープン:2015年2月27日(金)
場所:東京都渋谷区神宮前5-36-6 ケーリーマンション1A、2D
問合せ:03-6418-9402
取扱いブランド:
 洋服・靴・服飾雑貨:
 adidas×RAF SIMONS、AURALEE、BLESS、CAMBER、COMESANDGOES、COMOLI、diadra、DIGAWEL、
 ITTY-BITTY、JOHN LAWRENCE SULLIVAN、JOHN SMEDLEY、LEVI’S VINTAGE CLOTHING、
 LOOPWHEELER、Maggies、MARKAWARE、N.HOOLYWOOD、niuhans、OLDMAN’S TAILOR、UNUSED
 
 陶磁器:
 ECO PARK POTTERY、MAKIKO SUZUKI、NAOTSUGU YOSHIDA、SUEKI CERAMICS
 
 その他:
 BJORKLUND、CIRE TRVDON、Commune、DAVID MELLOR、JONAS
 
 スペシャルアイテム:
 AURALEE、COMESANDGOES、COMOLI、ITTY-BITTY、MARKAWARE
 niuhans、MAKIKO SUZUKI、FRESCO TAKESHI TSUJINO

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