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※掲載価格・表記は掲載当時のものです。

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階段箪笥をアップデート、日本の知恵で生まれた現代版の座れる箪笥が登場

2016/12/26

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和家具の伝統的な意匠をアレンジ

昔ながらの日本の建具や家具の伝統技術を生かしてモノづくりに取り組む「TANEMOKU(種村建具木工所)」から新作家具「HAKO-DANCE」が発表されています。

HAKO-DANCEは、昔ながらの和家具「階段箪笥」から着想を得た新作。座る+収納という2つの機能を持ち、ちょっとしたベンチのように廊下や玄関先などで活躍します。

また同時に発表された建具「NEKOMA」と「MAMORI」も、「無双窓」「雪見障子」といった伝統的な意匠をアレンジしたもの。ドアとは一味違った緩やかな境い目となってくれる日本的な仕切りです。

和の建具や家具に受け継がれてきた意匠や構造は、日本人の暮らしの知恵やちょっとした気配りが詰まっているもの。洋家具とは一味違った魅力を見せてくれます。

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座ることのできる箪笥「HAKO-DANCE」。

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大人が腰かけても平気な頑丈な作りのベンチタイプとキャビネットタイプ。

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タンスの一部に照明の機能も。

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「無双窓」を持つ「NEKOMA」。

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「無双窓」を開くと空気の入れ替えができるほか、猫や犬の出入り口にもなります。

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雪見障子の機能を持つ「MAMORI」。

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戸の一部を上下に開閉できます。
種村建具木工所 新作 箱箪笥 / 建具
デザイン:ナカジマミカ(Design Magicaデザイナー)
製品:
 NEKOMA:戸の一部が左右に開閉し、ペットの通り道や空気を入れ替える機能を持つ建具
 MAMORI:戸の一部が上下に開閉し、お年寄りや赤ちゃんの見守り、ペットの出入りに対応する建具
 HAKO-DANCE:収納と階段という機能を持つ「階段箪笥」から着想し、収納+座るという機能を持たせた家具
詳細:http://tanemoku.com/
Writing:Ruiko Eguchi
Edit:塩見直輔