刃物の産地として世界的に有名なドイツ・ゾーリンゲン地方に拠点を構えるFriedrich Engels&Cie社のブランド。Friedrich Engels&Cie社は1893年創業。水車を動かす河川が豊かだったことから産地としての成長を遂げたゾーリンゲンの歴史とともに発展。近代化しつつも、今なお手工業による刃物製造の技術を受け継ぎ高品質な刃物を作り続けている。
メインとなる家庭用ナイフの数々は、形状も製法もドイツでは昔ながらのもの。日本国内での主力商品は食卓で活躍するマルチナイフ。さまざまなものが手軽にカットでき、ときにはそのまま塗る道具としても使える使い勝手の良さが特徴だ。長くドイツの家庭で使用されてきた実力ある製品ながら、手に取りやすい価格なのも嬉しい。
