「無印良品がデザインした空港の家具」、成田第3ターミナルに来春デビュー

無印良品初の公共空間への大規模納入

2015年4月8日(木)にオープンする「成田国際空港 第3旅客ターミナル」内に「無印良品がデザインした『空港の家具』」が設置されます。

成田空港第3旅客ターミナルはLCC(ローコストキャリア/格安航空会社)専用のターミナル。その新ターミナル内にあるフードコート用のテーブルと椅子・ソファベンチ400席以上、ゲートラウンジ用のソファベンチ1400席のデザインと制作を無印良品が手がけます。

雑貨やアパレル、食品のイメージが強い人もいる無印良品ですが、家具の企画・制作も得意とする分野の1つ。実際にモノが使われるシーンを入念に観察、解決すべき点を探るという徹底したスタンスを持ち、今回も空港での観察を経て「空港内で人々が無意識にとってしまう行為」を踏まえて生み出されました。

公共空間への大規模納入は無印良品にとって初めてのチャレンジ。どんな空間になるのか、成田空港からLCCを利用する際にはぜひ意識して見ておきたいところです。

写真左上：ゲートラウンジ用「ソファベンチセット ロの字連結型」
写真左下：ゲートラウンジ用「ソファベンチセット 横連結型」
写真右上：フードコートのオーク材テーブルとチェア