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日本最大の回顧展「ブルーノ・ムナーリ こどもの心をもちつづけるということ」開催中

2018/06/01

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《穴のあるコンポジション》1950年、カーサペルラルテ=パオロ・ミノーリ財団
ムナーリの絵本や遊具を手にとれるスペースも

2018年6月10日(日)まで、神奈川葉山の「神奈川県立近代美術館 葉山」にて「ブルーノ・ムナーリ こどもの心をもちつづけるということ」展が開催されています。

美術家・Bruno Munari(ブルーノ・ムナーリ)(1907~1998/イタリア)の日本最大の回顧展。没後20年の節目となる今年、日本初公開作品約150点を含む約320点が紹介されます。

イタリア未来派として表現活動をスタートさせたムナーリ。初期は当時の暮らしを大きく変え始めていた機械の持つ運動性を取り入れた制作活動を行っていましたが、広告や雑誌デザイン、絵本制作、インダストリアルデザイン、子供向けワークショップなどあらゆる表現の分野に及んでいきます。

本展では、1985年に東京渋谷のこどもの城で開催された回顧展で実演されたワークショップを「ムナーリを読み解く鍵」としたそう。会場では作品を観るだけではなく、実際に絵本や遊具を手に取り遊ぶことができ、ムナーリの思想を体験することに重点を置いています。

毎週土曜には子ども向けにムナーリ考案の遊具が登場。子どもから大人までみんながそれぞれの視点で楽しめる内容です。ぜひお出かけください。

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左:《無題》1930年、カーサペルラルテ=パオロ・ミノーリ財団
右:『乳の衣服に捧げる詩』(文:フィリッポ・トンマーゾ・マリネッティ、挿画:ブルーノ・ムナーリ)1937年、宇都宮美術館

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《時間X》1963年、ジャックリーン・ヴォドツ・エ・ブルーノ・ダネーゼ財団
Photo:Roberto Marossi. Courtesy Fondazione Jacqueline Vodoz e Bruno Daneze

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《読めない本》試作、1955年、パルマ大学CSAC

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左:《『木をかこう』のための表紙案》1977年、パルマ大学CSAC
右:《役に立たない機械》1934年/1983年、特定非営利活動法人市民の芸術活動推進委員会
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《旅行のための彫刻》1965年、富山県美術館

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《みたての石》1985年、特定非営利活動法人市民の芸術活動推進委員会

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左:《祖先の重み》1964年/1970年、特定非営利活動法人市民の芸術活動推進委員会
右:《チューブ型照明器具:フォークランド》1964年/1999年、特定非営利活動法人市民の芸術活動推進委員会
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《触覚のボード》1994年、カーサペルラルテ=パオロ・ミノーリ財団
(c)Bruno Munari. All rights reserved to Maurizio Corraini srl. Courtesy by Alberto Munari
ブルーノ・ムナーリ こどもの心をもちつづけるということ
会期:2018年4月7日(土)~6月10日(日) 9:30~17:00(入館は~16:30)
   ※月曜休館
会場:神奈川県立近代美術館 葉山/神奈川県三浦郡葉山町一色2208-1
観覧料:一般1200円、20歳未満・学生1050円、65歳以上600円、高校生100円
 
毎週土曜日はムナーリの遊具で遊ぼう
ムナーリがデザインしたこども向けの遊具に触れます。
日時:会期中毎週土曜日 10:00~12:00/14:00~16:00
対象:3歳以上(小学生以下は保護者同伴)
ブルーノ・ムナーリ(1907-1998)
ミラノ生まれ。1930年代にイタリア未来派の一員として最初期のキネティック・アートでありモビールの先駆けとなる『軽やかな機械』そして『役に立たない機械』を発表。併せて広告や雑誌のデザインを手がける。第二次世界大戦後は具体芸術運動やプログラム・アートといった、20世紀前半の抽象画から続く現代美術の先端と密接に関わり、同世代の芸術家とも広く交流を持った。加えて画期的な素材と仕掛けを用いた絵本の制作、照明や家具といったインダストリアル・デザインの仕事も数多くこなす。晩年は独創的な子ども向けのワークショップを考案し、遊具も発表。日本にも少なからずゆかりがあり、美術評論家の瀧口修造や作曲家の武満徹らと交流している。1998年ミラノ没。
Writing:Ruiko Eguchi
Edit:塩見直輔

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