パリから逆輸入！ 凱旋した日本の工芸ショップ「DENTO-HOUSE」が期間限定オープン

2015年6月17日(水)から6月30日(火)まで、東京・新宿の伊勢丹新宿店にて、期間限定ショップ「DENTO × GRAPHIC～デザインが繋ぐ、日本の伝統」がオープンします。

DENTO-HOUSE(デントーハウス)は日本の伝統工芸品をアートピースとして発信し、未来へ技術を残していく取り組みをおこなっています。美術・工芸品市場が発達しているフランス・パリを中心に活動しており、これまで3回の展覧会を開催してきました。伝統工芸とデザイナーがコラボしたユニークな作品が評判を呼び、パリにおける知名度も徐々に上がってきているそう。

今回の限定ショップは、今年2月にパリの一流ギャラリー「GALERIE DUTKO」で開催した「DENTO-HOUSE PARIS -2015」展の凱旋ショップ。

秋田「川連漆器」、東京「江戸木版」、宮城「鳴子こけし」、埼玉「春日部桐箪笥」、福島「会津絵ろうそく」の5の産地がパリで発表した作品が並びます。それぞれの産地とコラボしたデザイナーは浅葉克己、仲條正義、井上嗣也、服部一成、中村至男の5人。デザイナーの力を借りて新鮮なグラフィックや素材をまとった工芸品は今までにない表情を見せてくれます。

期間中は、浅葉克己による漆蒔絵が描かれたグラスウェアの先行販売が行われるほか、パリ展で人気を集めた仲條正義デザインの漆塗りサイドテーブル「猫」の受注会も行われる予定。

日本から遠く離れたパリで認められつつある、新しい工芸品の数々をどうぞご覧ください。