DRILL DESIGNの挑戦を知る個展「手前で変えると、遠くへ行ける」開催

　
2014年10月30日(木)～11月9日(日)の11日間、東京・渋谷の「(PLACE) by method」にてDRILL DESIGNの個展「手前で変えると、遠くへ行ける」が開催されます。

林裕輔氏と安西葉子氏によるDRILL DESIGN(ドリルデザイン)は、プロダクトデザインを中心にグラフィックやパッケージ、空間デザインなど、ジャンルの枠を超えてデザインとディレクションを行うデザインスタジオです。

本展では、「デザイナーがデザインを検討できるポイントは、思った以上に存在している」という点に着目。フォルムをデザインする「手前」、例えばマテリアルの段階からデザインするとどんなことができるのか、製造方法の段階から考えるとどんなフォルムが生まれるのか、に視点を注ぎ、DRILL DESIGNが試みたいくつかの挑戦を通して、デザインの可能性や未来を想像します。革の加工方法をデザインした新プロジェクトも本展にて初公開されます。

さまざまな素材をベニヤにはさみ試行錯誤を重ねて完成させた色紙とベニヤの集積材「PAPER-WOOD」や、印刷技術や特殊加工技術を用いたプロダクトシリーズ「geografia」などの代表作で知られているDRILL DESIGN。

「デザインは目的ではなく未来をつくる手段」という考えのもと、クリエイションから広がる新しい可能性を探る彼らの視点を通して、デザインの可能性や未来を模索する、刺激的な個展となりそうです。