鋳物の重厚さがエグゼクティブにぴったり!? 鋳鉄の家具「Ciel」始動

　
100年近い歴史を持つ鋳鉄メーカー2社による共同プロジェクトとしてスタートしたエグゼクティブファニチャーブランド「Ciel(シエル)」がファーストコレクションを発表しました。

Cielは「鋳物らしさの再解釈」をテーマにした家具ブランド。木材と鋳鉄(キャストアイアン)を組み合わせ、エグゼクティブにふさわしい落ち着きのある重厚な家具をラインナップしています。

そもそも鋳物とは金属を溶かして鋳型に流し込み固めたもののこと。紀元前3600年頃のメソポタミアが起源される金属加工技術として最も古いものの1つです。型に流し込んで成型されるため、造形の自由度が高いのが特徴。表面に独特の素朴な風合いがあり、人工物でありながら自然な素材感が感じられます。

今回発表されたアイテムはデスク、シェルフ、キャビネットの3種4品。今後もオフィス空間や書斎での使用を想定してシリーズを拡充していくそう。鋳鉄ならではの「自然なモダン」が表現された新ブランドの動向に注目です。