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ウェグナーとモーエンセンによる「完璧な構造体」が復刻!

2015/07/26

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発表から60年を経て名作「1788」が復刻

2015年6月から、デンマークの家具メーカー・FREDERICIA(フレデリシア)よりアームチェア「1788復刻版」が発売されています。

「1788」は、Hans J Wegner(ハンス・J・ウェグナー)Borge Mogensen(ボーエ・モーエンセン)の協業により生まれたスポークバックチェア。スポーク(丸い棒)を縦格子状にして背もたれとしており、直線的なデザインで機能性と快適性、そして見た目の美しさを実現した椅子としての完璧な構造体と言われています。

「1788」がデザインされた1945年、ウェグナーとモーエンセン一家はともに夏の休暇を過ごしていました。2人のデザイナーは次に開催される家具展示会のため、出展用の家具デザインに勤しんでいたのです。

夏の終わり、彼らは2つのスポークバックを完成させます。ひとつがモーエンセンの代表作である「スポークバックソファ」。そしてもうひとつが、今年復刻されたウェグナーのアームチェア「1788」でした。

双子のような「スポークバックソファ」と「1788」ですが、「1788」は2003年を最後に生産がストップ。12年ぶりに市場に戻ってきたウェグナーの名作チェアは、全国のFredericia取扱店で注文を受付中です。

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1945年当時、モーエンセンは31歳、ウェグナーは28歳。2人はデンマーク家具職人組合主催の展示会「Family Apartment Interiors」の出展準備にともに取り組んでいました。

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フレームはオーク材かビーチ材のいずれか。仕上げはソープ仕上げ、ラッカー仕上げ、オイル仕上げから選べます。
1788復刻
発売:2015年6月
メーカー:FREDERICIA(フレデリシア)
デザイナー:Hans J Wegner(ハンス・J・ウェグナー)
サイズ:W655mm × D700mm × H880mm × SH435mm
素材:オーク、ビーチ
仕上げ:ソープ仕上げ、ラッカー仕上げ、オイル仕上げ
張り地:ファブリック、レザー各種
価格:37万円~(税抜き)
Writing:Ruiko Eguchi
Edit:Tadasuke Shiomi

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