和紙デザイナー × 老舗家具メーカー! 越前の伝統技術が融合した「素 GEN・TEN」
2013/06/13
モノづくりの町・越前が生み出した特別品
福井県越前市を拠点に100%国産のソファにこだわる老舗家具メーカー・マルイチセーリング。創業65周年を迎える2013年の新作として、和紙デザイナー・堀木エリ子氏とコラボレーションしたコレクション「素 GEN・TEN」を発表しました。
堀木エリ子氏は、東京ミッドタウンの「ブリッジ光壁」や成田国際空港第1ターミナルの「和紙モニュメント」といった作品で知られる、和紙を使ったインテリアアートの第一人者。
互いに福井県越前市を活動拠点とするという共通点が二者を結びつけ、”紙を使った家具”を共同開発しています。
”紙を使った家具”と聞くといかにも純和風なイメージですが、日本独自の美学はもちろん宿りつつも、決して古びていない新しい感性の美しさがあるコレクションになっています。
Lighting Table 1200 C(ライティングテーブル 1200 サークル)
Lighting Table 900 S(ライティングテーブル 900 スクェア)
Lighting Table 350 S(ライティングテーブル 350 スクェア)
いずれも、ホワイトアッシュ材の本体に手漉き和紙のセード(シェード)という組み合わせ。内蔵された照明の光が、和紙を透かして穏やかに空間を照らします。
Lighting Table 1200 S(ライティングテーブル 1200 スクェア)
Lighting Piller 2800(ライティングピラー 2800)
ソファリビングでの組み合わせは、最新の北欧インテリアにも通じるモダンな雰囲気を漂わせます。天井まで続く照明もラインナップ。
すべての製品に使われる和紙は、堀木エリ子氏による創作和紙。一点ずつ生産される作品の中から、セレクトして用いられます。そのため、いずれの製品も世界に1つだけ。展示されていた作品も、使われる和紙によってそれぞれ別の表情に。日本のモノづくりの伝統と”縁”が生み出した特別な家具コレクションです。
なお、各アイテムと組み合わされていたソファは、マルイチセーリングが65年の歴史の中で送り出してきた歴代名作ソファの復刻品。同じく65周年を記念してリリースされました。こちらについても追ってレポートしますのでお見逃しなく。
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