世界的工業デザイナー・奥山清行専門ギャラリー「KEN OKUYAMA ギャラリー」誕生

　
家具など約100点のプロダクトが集結

2014年10月18日(土)、「KEN OKUYAMA DESIGN」が手がけたプロダクトを一堂に集めた世界初のギャラリー「KEN OKUYAMA ギャラリー」が、IDC OTSUKAの有明本社ショールーム、新宿ショールーム、大阪南港ショールームの、3つのショールームにてオープンしました。

KEN OKUYAMA DESIGNは、工業デザイナー・奥山清行氏が代表を務めるデザインスタジオ。フェラーリ エンツォやマセラティ クアトロポルテなどのカーデザインで培われた氏の経験をもとに、国内外にてデザインを通じたさまざまなプロダクトを提供しています。

ギャラリーでは、奥山清行デザインのプロダクト約100点を紹介。

家具の分野では、イタリア「erba」社のソファやベッド、ドイツブランド「Domicil」のソファ、IDC OTSUKAオリジナル商品、山形の老舗家具メーカー・天童木工のチェア「ORIZURU」などが展示されます。

そのほか、山形の緞通、新潟のカトラリーや鎚起銅器、岐阜の陶器など、日本が誇るものづくりの技術を生かした、KEN OKUYAMA DESIGNのプロダクトが他にないラインナップでずらりと並びます。

来春全線開業する北陸新幹線(現在は東京～長野間の部分開業)のデザイン監修や、2015年秋頃に運転開始となる山手線のインテリア・エクステリアも担当し、さらなる注目を集めている奥山清行氏。カーデザインや鉄道デザインだけではない、KEN OKUYAMA DESIGNの魅力に迫る専門ギャラリーの登場です。

イタリア「erba」社からはソファ7モデル、ベッド3モデルを展開。写真は座り心地も最高のソファ「Sogno」(ソーニョ)。

奥山清行
1959年、山形市生まれ。KEN OKUYAMA DESIGN代表。
ゼネラルモーターズ社(米)チーフデザイナー、ポルシェ社(独)シニアデザイナー、ビニンファリーナ社(伊)デザインディレクター、アートセンターカレッジオブデザイン(米)工業デザイン学部長を歴任したほか、フェラーリ エンツォ、マセラティ クアトロポルテなどの自動車やドゥカティなどのオートバイ、鉄道、船舶、建築、ロボット、テーマパークなどの幅広い分野にてデザインを手掛ける。
2007年、KEN OKUYAMA DESIGNを設立。
2012年よりIDC OTSUKAとインテリアの共同開発に取り組み、ドミシール社やエルバ社にて家具のデザインを手掛ける。
2013年4月、ヤンマーホールディングス株式会社取締役に就任し、ヤンマーコンセプトトラクターや秋田新幹線、北陸新幹線、SL銀河、山形新幹線など、次々に幅広い分野でデザインを手掛け、国内外から注目を集めている。