51％STORE(五割一分)が選ぶ名作椅子3脚「スタンダードチェア」展、開催中

　
2015年7月4日(土)から7月20日(月)まで、富山県富山市の「51％STORE 五割一分」にて「スタンダードチェア展」が開催されています。

建築・インテリア、グラフィックデザインなどを手がけるデザイン事務所五割一分が、数あるダイニングチェアの中から
定番と言える3脚をピックアップした企画展。同建物2階にあるお店「51% STORE」にて、展示・販売を行っています。

1950年にHans J Wegner(ハンス・J・ウェグナー)がデザインした「CH24(Yチェア)」、1987年に発表された「ウェグナー最後のダイニングチェア」と称される「PP58 / PP68 Chair」、そして深澤直人が世界の定番を目指してデザインした「HIROSHIMA CHAIR」と、新旧の名作が揃います。

家具好きはもちろん、家具にあまり詳しくなくてもこの3脚はきっとどこかで目にしたことがあるはず。美しさ、座り心地、使い勝手、後世に与えた影響、生産台数やどんな空間で使われているかなど解説を始めたらキリがないほどですが、「スタンダード」である本質とは一体どこにあるのでしょうか？

展示に合わせ、7月10日(金)には上記の3脚を生産しているカール・ハンセン＆サン、マルニ木工、PPモブラーを招いてトークイベントも開催。それぞれの椅子の知られざる魅力や製作秘話など交えながら「スタンダード」「普遍性」について掘り下げます。参加は事前申し込み制。

名作椅子3脚を通じて、チェアデザインの核心に迫る展示会となりそう。トークイベントと合わせてぜひご参加ください。

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