北海道・旭川の隣、東川町を拠点に、家具のデザインから製作まで、木工職人・宮地鎮雄が全てひとりで手掛ける家具工房。旭川職業訓練校、匠工芸での修業を経て、1991年にスタートさせた。
手掛ける家具には、北海道産の無垢のクルミ材を使用。本来硬質のクルミ製でありながら、丁寧な削り出しにより柔らかな座り心地を実現している。作品の数々が、グッドデザイン賞をはじめとする各種コンペ・アワードに入賞。晩年、病と格闘しながら執筆活動を行なっていた作家・三浦綾子が愛用するなど、質の高さを裏付ける実績・逸話には事欠かない。椅子の座り心地は「まるで木のソファのようだ」と評され、全国にファンが存在する。
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