300点以上を一挙に展示販売「エリック・ホグラン展」、ELEPHANTで開催中
2018/09/20
2018年9月15日(土)から9月24日(月)まで、東京・原宿の北欧デザインショップ・ELEPHANTにて「エリック・ホグラン展」が開催されています。
2009年からELEPHANTが毎年開催している恒例イベントで、今年で12回目。
スウェーデンのガラス工芸家でデザイナーのErik Hoglund(エリック・ホグラン)にフォーカスし、ホグランのキャリア初期である1953~1973年までのBODA社在籍時に発表された300点超の作品を展示販売しています。
今年はホグランの没後20年でもあり、北欧デザインを専門に扱うELEPHANTが長年かけて集めてきた希少な作品も多く放出されています。会期中は購入者に先着でオリジナルポスターもプレゼント。
北欧の土着文化を大切にしたプリミティブな作風がホグランの魅力。その温かな佇まいは多くの人を惹きつけ高い人気を誇ります。一方で近年は模造品や類似品も多く流通していますが、ELEPHANTでは真贋保証書付きで販売しています。
300点以上のホグランコレクションを一堂に見ることができるのは世界を見渡してもなかなかない機会。北欧ファン、ホグランファンはもちろん、初めて作品を見るという方もぜひ一度訪れてみてください。
ERIK HÖGLUND(エリック・ホグラン)
1932~1998。
ストックホルムのKonstfack(現在の国立芸術工芸デザイン大学)で彫刻を学んだ後、1953年から1973年までBODA社でデザイナーとして活躍。
北欧の伝統、土着文化から生まれた手の温もりを感じるプリミティブな作風で、ガラス工芸に新しい風を吹き込む。
既成概念にとらわれないその特異なスタイルは、職人をはじめ販売店や消費者になかなか受け入れられずにいましたが、ホグランの熱意と努力により徐々に信頼を勝ち取っていきました。
1957年には北欧のデザイナーを対象とする最も権威のあるルニング賞を受賞。
25歳での受賞は、ハンス・ウェグナー、タピオ・ウィルッカラ、カイ・フランク、ティモ・サルパネヴァなど蒼々たる歴代受賞者の中で最年少での受賞でした。
1973年以降はアーティストとして活動を主とし、PUKEBERG、Pilchuck Glass Shcool等を経て、1980年代後期にはStudioglas Stromshyttanで98年に亡くなるまで活動を続けました。
生涯を通じ国内外でガラス、鉄、銅など様々な素材を用いて150以上もの公共モニュメントを制作。
スウェーデンの巨匠、ラッセ・ハルストレム監督の『マイライフ・アズ・ア・ドッグ』にでてくる山間の小さな村のガラス工場の芸術家は、ホグランがモデルとなっています。
1932~1998。
ストックホルムのKonstfack(現在の国立芸術工芸デザイン大学)で彫刻を学んだ後、1953年から1973年までBODA社でデザイナーとして活躍。
北欧の伝統、土着文化から生まれた手の温もりを感じるプリミティブな作風で、ガラス工芸に新しい風を吹き込む。
既成概念にとらわれないその特異なスタイルは、職人をはじめ販売店や消費者になかなか受け入れられずにいましたが、ホグランの熱意と努力により徐々に信頼を勝ち取っていきました。
1957年には北欧のデザイナーを対象とする最も権威のあるルニング賞を受賞。
25歳での受賞は、ハンス・ウェグナー、タピオ・ウィルッカラ、カイ・フランク、ティモ・サルパネヴァなど蒼々たる歴代受賞者の中で最年少での受賞でした。
1973年以降はアーティストとして活動を主とし、PUKEBERG、Pilchuck Glass Shcool等を経て、1980年代後期にはStudioglas Stromshyttanで98年に亡くなるまで活動を続けました。
生涯を通じ国内外でガラス、鉄、銅など様々な素材を用いて150以上もの公共モニュメントを制作。
スウェーデンの巨匠、ラッセ・ハルストレム監督の『マイライフ・アズ・ア・ドッグ』にでてくる山間の小さな村のガラス工場の芸術家は、ホグランがモデルとなっています。
Writing:Ruiko Eguchi
Edit:塩見直輔
Edit:塩見直輔
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