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マルティーノ・ガンパー日本初個展「100日で100脚の椅子」開催

2015/06/17

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展示風景: Triennale Design Museum, Milano, 2009
Åbäke/Martino Gamper
ワークショップ、トークイベントも

2015年6月13日(土)から9月23日(水)まで 、香川県丸亀の「丸亀市猪熊弦一郎現代美術館」にて「マルティーノ・ガンパー 100日で100脚の椅子」が開催されます。

本展は、アーティストでデザイナーのMartino Gamper(マルティーノ・ガンパー)の日本初個展。

2007年に発表し大きな話題を呼んだ「100 Chairs in 100 Days(100日で100脚の椅子)」が展示されるほか、新作も併せて紹介されます。

「100日で100 脚の椅子」は、ガンパーが住むロンドンで使われなくなった椅子を集めて組み立て直し、1日で1脚ずつ、100日で100脚の椅子を製作したアートプロジェクト。思いがけない素材やパーツを組み合わせ、ユーモア溢れるチェアが作られました。

あくまで斬新な組み合わせに挑戦しながらも、14歳から家具製作を学んでいるガンパーらしく椅子の歴史を参照しているのが本作の特徴です。

当時ロンドンで製作された99脚は世界各地を巡回し、100脚目はそれぞれの土地で新たに製作されてきました。今回も丸亀市内で集めた椅子や素材を使って新たな1脚が1日で製作されます。

会期中は関連企画も多く予定されており、自分で椅子を作ってみるワークショップなど盛りだくさんの内容。

美術とデザインの境界を跨ぎ幅広い分野で活躍しているガンパーの日本初個展、遠方からも脚を運ぶ価値ありの展示会です。

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写真左:《Barbapapa in Vienna》(07 AUGUST 2006)
写真右:《Inflation》(16 SEPTEMBER 2006)
From the series 100 Chairs in 100 Days
Åbäke/Martino Gamper

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写真左:《Multiple Choice》(17 SEPTEMBER 2007)
写真右:《Hands On》(27 SEPTEMBER 2006)
From the series 100 Chairs in 100 Days
Åbäke/Martino Gamper
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《Giro》(12 SEPTEMBER 2007)
From the series 100 Chairs in 100 Days
Åbäke/Martino Gamper

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Photo credit:Angus Mill
マルティーノ・ガンパー 100日で100脚の椅子
会期:2015年6月13日(土)~2015年9月23日(水) 10:00~18:00
   ※6月13日(土)は20:00まで開館
会場:丸亀市猪熊弦一郎現代美術館 3階展示室Cおよび1階エントランス
   香川県丸亀市浜町80-1
観覧料:一般950円、大学生650円、高校生以下・18歳未満・丸亀市内在住65再以上・障害者手帳をお持ちの方は無料
    ※8月22日(土)、23日(日)は「まるがめ婆娑羅まつり」開催のため観覧無料

▽関連プログラム

ワークショップ「Is this イス?手のひらサイズのひらめきイス」
 日時:(1)2015年7月5日(日) 10:00~12:30
    (2)2015年7月12日(日) 10:00~12:30
 会場:丸亀市猪熊弦一郎現代美術館 3階展示室C、2階造形スタジオ
 対象:(1) 小学生 (2)中学生~大人
 申込締切:(1)2015年6月23日(火) (2)2015年6月30日(火)
      ※詳細はウェブサイトをご覧ください。
 
キュレーターズトーク
 日時:会期中の第1、第3、第5日曜日
 講師:本展担当キュレーター・国枝かつら
 参加料:無料 ※当日の展覧会チケットが必要です
 申込:1階受付前にお集まりください

▽作家紹介

マルティーノ・ガンパー(Martino Gamper)
1971年、イタリア・メラーノ生まれ。
14歳から弟子入りし家具製作の技術を学ぶ。
1997年、ロンドン移住。
2000年、ロイヤル・カレッジ・オブ・アートの修士課程修了。
 美術とデザインの領域を越えて活動。
 近年では、ロンドンのサーペンタインギャラリーでのキュレーション、ファッションブランドのプラダやアニヤハインドマーチとのコラボレーションなどを手がける
 現在、ロンドン在住
Writing:Ruiko Eguchi
Edit:Tadasuke Shiomi

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