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「ブラジル先住民の椅子ー野生動物と想像力」、ブラジル国外初公開の約90点を展示

2018/08/24

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ウルフ作(メイナク)《ジャガー》 (c) BEI collection / by Rafael Costa
会場構成は建築家・伊東豊雄氏

2018年9月17日(月) まで、東京目黒の「東京都庭園美術館」にて「ブラジル先住民の椅子ー野生動物と想像力ー」が開催されています。

ブラジル北部のアマゾン河やシングー川流域で暮らす先住民の人々が作る一木造りの椅子約90点を展示する企画展です。

ブラジル先住民の人々にとって、椅子は日常生活で使うだけでなく、種々の儀式など特別な機会に使われるもの。コミュニティのなかで文化的・社会的なシンボルとしての役割を担ってきましたが、近年はコミュニティを超えた交流が生まれたことで、他者に対するアイデンティティとして捉えなおされ、自由な表現が生まれています。

今回の展示では、ブラジル・サンパウロに拠点を持つ美術・建築関連の出版社・ベイ出版が有するコレクションから選び抜いた珠玉の椅子たちが紹介されます。ベイ・コレクションはブラジルの先住民27部族にわたる350点以上の椅子を所有しており、同コレクションがブラジル国外で公開されるのは初めてのことだそう。

作品はもちろん、建築家・伊東豊雄氏が手がけた会場構成も見所のひとつ。会場である庭園美術館にはクラシックな本館と現代的な新館があり、それぞれの空間を生かした構成となっています。

また、関連企画として夏休み期間中の毎週金曜日に21:00まで開館する「サマーナイトミュージアム」も開催。普段なかなか来館する時間が取れないという方もじっくりと鑑賞できる機会となっています。

普段の生活で空気のように何気なく存在している椅子ですが、展示されている一つ一つの椅子の存在感はまさに圧巻。一本の木から削り上げられる野生動物を模した腰掛けは、現代日本に生きる私たちの「椅子」という概念を押し広げてくれるはずです。

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制作者不詳(クイクロ)《サル》 (c) BEI collection / by Rafael Costa

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カマリ作(クイクロ)《ホウカンチョウ》 (c) BEI collection / by Rafael Costa

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ウルフ作(メイナク)《オウギワシ》 (c) BEI collection / by Rafael Costa

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制作者不詳(カラジャ)《イス》 (c) BEI collection / by Rafael Costa

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マワヤ作(メイナク)《サル》 (c) BEI collection / by Rafael Costa

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制作者不詳(カヤビ)《バク》 (c) BEI collection / by Rafael Costa

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カマルヘ作(メイナク)《サル》 (c) BEI collection / by Andreas Heininger

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制作者未詳(アスリニ・ドゥ・シングー)《イス》 (c) BEI collection / by Andreas Heininger
ブラジル先住民の椅子ー野生動物と想像力ー
会期:2018年6月30日(土)~2018年9月17日(月・祝) 10:00~18:00(入館は閉館の30分前まで)
   ※2018年7月20日(金)~8月31日(金)までの毎週金曜日は夜21:00まで開館(入館は20:30まで)
会場:東京都庭園美術館 本館+新館ギャラリー1/東京都港区白金台5-21-9
入館料:一般1200円、大学生960円、中高生600円、65歳以上600円
Writing:Ruiko Eguchi
Edit:塩見直輔

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