部屋の主役級アイテムが勢揃い！ デザイナーズファニチャー展開催

最新ミラノサローネ出品作から80s’の名作まで

2014年7月23日(水)から8月5日(火)の2週間、東京・新宿の伊勢丹新宿店本館5階 ウエストパークにて「SOMEWHERE CREATOR’S FURNITURE EXHIBITION(サムフェア・クリエーターズ・ファニチャー・エキシビション)」が開催されています。

本企画は、東京・恵比寿のアートコンシャスなインテリアショップ・SOMEWHEREによる期間限定の展示販売会です。「アートを暮らしに取り入れる」というテーマで、SOMEWHEREが取り扱うデザイナーの作品を集めました。

出品されるのはチェア、テーブル、照明、時計、インテリア小物など。今年のミラノサローネで注目を集めたデザインプロジェクトh220430の新作「BALLOON CHAIR」や、気鋭の若手建築家・長坂常氏がアンティークテーブルを再利用した作品「FLAT TABLE ANTIQUE」、80年代のデザインを象徴するMemphis(メンフィス)の名作照明「Super」など、国籍・年代問わずユニークなプロダクトがそろいます。

1つあるだけでインテリアをぐっとオシャレにしてくれる主役級アイテムたち。この機会にお部屋に取り入れてみてはいかがでしょう。

写真左：h220430がデザインした「Balloon Chair」。FRPの風船とチェアを壁に固定することで、浮いているように見せている不思議なチェア
写真右：レバノンを拠点にしている女性デザイナーデュオのBOKJA(ボクジャ)のアームチェア。パッチワークに花の刺繍が可愛らしい

長坂常氏デザインのアンティークのテーブルを用いた「Flat Table Antique」。ゆがみ、割れてしまった天板にエポキシを流し込み、表面をフラット(平面)にしています。エポキシの濃度の差で、天面にグラデーションが表現されています。※出典作品は写真のものとは異なります。

廃棄される革の切れ端を組み合わせて作られた「Skin Table Lamp」。デザイナーのPepe Heykoop(ペペ・ハイコープ)がみずから手作りしており、1点1点がオンリーワン。

80年代を席巻したデザイナー集団・Memphis(メンフィス)からの作品「Flamingo」。デザイナーはMichele De Lucchi(ミケーレ・デ・ルッキ)。メンフィスのデザインの信条は、非凡な造形であること。派手なパターン、色使いを用いることでした。

デザイナー・Martine Bedin(マルティネ・ブダン)による80年代の名作照明「Super」。こちらもメンフィスによるプロダクト

デザイナー・井上隆夫氏による「TAMPOPO」。本物のたんぽぽをアクリルに封入しています。たんぽぽは作家自身が収穫したもの

デザイナー・ARKO(アーコ)による「Melting Pot」。
写真左：ネックレス
写真右：カーテンタッセル
作家によるハンドメイドで、作家自身が旅する中で出会ったものや都市生活の身近なものなど多種多様なものをつないで作品にしています。

「Melon Clock」。デザイナー・清水久和が手がける、フルーツをテーマにした一連の作品のうちのひとつ