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黒か白のデザイン家具が集結「Black and White」、SOMEWHERE TOKYOで開催

2018/06/11

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2018年6月8日(金)〜7月1日(日)まで、東京恵比寿の「SOMEWHERE TOKYO」にて、「Black and White」が開催されています。

その名の通り、黒か白の作品のみを展示する企画展。デザイン性の高い家具のみを扱う「SOMEWHERE TOKYO」がセレクトした、国内外のアーティストの作品が並びます。

展示されるのは、スイスの建築家・Mario Botta(マリオ・ボッタ)によるイス「Quinta」や、デザイナー・倉俣史朗が筑波第一ホテル(設計・磯崎新)のセミスイートルーム用にデザインした机・鏡など6作品。

デザインを実現させるために当時の高度な技術を駆使して制作されたものや、当時の流行に対して新しい装飾のあり方を提示したものなど、特徴的な作品ばかりです。

色がないからこそ、それぞれの作品にアーティスト性が際立ちます。黒と白の世界で繰り広げられるアーティストの表現をお楽しみください。

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Mario Botta(マリオ・ボッタ)によるイス「Quinta」は、当時の高度な技術を駆使して制作されたもの。 薄い鉄板を曲げて背と座面に用いたイスで、斬新なデザイン性と同時に快適性も備えています。

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左:
イタリアのデザイナー・Alessandro Mendini(アレッサンドロ・メンディーニ)による支柱に旗をモチーフにした装飾をあしらったフロアライト「Papalina」。彼は80年代にモダンデザインの抑制的なあり方に対抗して、新しい装飾のあり方を提示しました。
右:デザイナー・Roverto Marcatti(ロベルト・マルカッティ)がデザインしたフロアランプ「Arcade」。光源が左右にふたつあり、そこからくるデザインが特徴的です。

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倉俣史朗が建築家・磯崎新が設計した「筑波第一ホテル」のセミスイートルーム用にデザインした「筑波第一ホテルのための机、鏡」。アクリルを使った作品のイメージが強いですが、70年代はモノトーンで、ミニマルな作風のものが多く、この机、鏡もデティールにそういったエッセンスがあふれています。
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デザイナーの内田繁が、福岡の「ホテル イル・パラッツォ」の内装用にデザインしたイス「July」。5本脚が特徴的。
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イタリア人デザイナー・Sergio Asti(セルジョ・アスティ)による陶器のフラワーベース「The Hill」。段のようになったデザインに白と黒のコントラストが美しい。
Black and White
会期:2018年6月8日(金)~7月1日(日) 13:00~19:00
   ※6月13日(水)、19日(火)、20日(水)、26日(火)、27日(水)、28日(木)定休
会場:SOMEWHERE TOKYO
Writing:Akiko Okawa
Edit:塩見直輔

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