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モダンデザインと出会った竹工芸を展示「bamboo works」開催

2015/10/18

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伝統工芸士が指導するワークショップも

2015年10月24日(土)から2015年11月3日(火)まで、東京新橋メトロクス東京にて「bamboo works 世代と国境を越える竹工芸」が開催されます。

本展は竹製のランプシェードを使った照明「竹のあかり」シリーズを中心とした展示販売会です。

もともと「竹のあかり」シリーズは竹職人の近藤昭作氏が1960年に発表したもの。竹の特性を生かした近藤氏の手仕事は日本のクラフトデザインに大きな影響を与えたと言われています。2008年に竹職人の後継者不足で生産終了となりましたが、近藤氏が別府を拠点とする若手竹職人グループ「BAICA(バイカ)」に技法を継承したことで、今年から復刻生産されることになりました。

展示のテーマは伝統工芸とモダニズムの融合。竹のあかりシリーズはもちろん、BAICAが手掛けたアンジェロ・マンジャロッティのバンブーランプシリーズや、近藤氏によるイサム・ノグチのバンブーバスケットチェアの制作経緯を試作サンプルと共に紹介しています。

10月31日(土)・11月1日(日)の2日間はBAICA主宰の大橋重臣氏を招き、竹を編んで作る花籠「四海波」のワークショップも開催されるそう。

展示を通して、全く違う分野で育った竹工芸とモダンデザインが出会うことで新たなデザインプロダクトが生まれてきたことがわかるはず。様々な分野がクロスオーバーしながら作られるクラフトの魅力にぜひ触れてみてください。

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近藤昭作「竹の灯り」

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近藤昭作「SKランプ 山」

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アンジェロ・マンジャロッティ「DIRETTA」

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アンジェロ・マンジャロッティ「DIFFUSA」

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BAICA「TENTA」

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ワークショップで作る花籠
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近藤昭作(1927-)
竹を用いた照明づくりの第一人者。工業デザインの考え方を取り入れつつ、素材の特性を活かした手仕事は、今日のクラフトデザインに大きな影響を与えました。デザイナー、工芸作家、職人の3つの顔を持ち、国内外で高く評価されています。

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bamboo works 世代と国境を越える竹工芸
会期:2015年10月24日(土)~2015年11月3日(火) 10:00~20:00
   ※10月28日(水)~30日(金)は休業
   ※日曜祝日も営業
会場:メトロクス東京
販売商品:SKランプ 山(5万9400円・税込) / SKランプ 半月(5万9400円・税込) / SKランプ 新作1種 / 近藤昭作 竹のあかり / BAICA 竹のウォールオーナメント5種 / BAICA 竹のプロダクト34種
ワークショップ「四海波 花籠」
講師:BAICA主宰・大橋重臣
日時:10月31日(土)・11月1日(日) 10:00~12:00 / 13:30~15:30 / 16:00~18:00
会場:メトロクス東京
定員:各回8名
参加費:2000円(税込)
申込:http://www.kokuchpro.com/event/bambooworks/
Writing:Ruiko Eguchi
Edit:Tadasuke Shiomi

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