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”アイデア”を見る展覧会、「建築家・フランク・ゲーリー展」開催

2015/10/02

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Photo by John B. Carnett/Bonnier
Corporation via Getty Images
ゲーリーのアイデアに注目

2015年10月16日(金)から2016年2月27日(日)まで、東京赤坂の「21_21 DESIGN SIGHT」にて「建築家 フランク・ゲーリー展”I Have an Idea”」が開催されます。

フランク・ゲーリーはアメリカ・ロサンゼルスを拠点に活動する建築家。50年以上のキャリアを持ち、現在もアメリカのみならず、ヨーロッパやアジア各地で建築を手がけています。

1997年に竣工したスペインのビルバオ・グッゲンハイム美術館や昨年オープンしたフランス・パリのルイ・ヴィトン財団など、常識からかけ離れていながらも圧倒的な存在感を放つ名建築を作り続けてきました。

本展は、作品自体ではなく、他に類を見ない建造物を生み出すゲーリーの「アイデア」にフォーカス。会場では代表作のプロジェクションマッピングから始まり、「ゲーリーの部屋」「アイデアを形にする」「アイデアを実現する」の3つのセクションで展示が行われます。

ゲーリーの人物像から、模型・スケッチを使った設計プロセス、そして実際に建設するにあたってどんな技術が使用されているのかが順を追って紹介されており、ゲーリーの思考を辿れる構成です。

また、建築家・田根剛氏によるギャラリートークが開催されるほか、ゲーリー本人が登壇するスペシャルトークも予定されているそう。

建築に限らずアイデアをつかみ、形にする作業は誰にでも共通するもの。展示やトークを通して、フランク・ゲーリーによる「新しいアイデアを生む」その仕事を通して発想する楽しさを見つけられるはずです。
 
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ビルバオ・グッゲンハイム美術館
FMGB Guggenheim Bilbao Museoa, 2015
(Photo:Erika Barahona Ede)

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ウォルト・ディズニー・コンサートホール
Image Courtesy of Gehry Partners, LLP

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フランス・パリのルイ・ヴィトン財団
Photo:Iwan Baan

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ダンボールでできた、リトル・ビーバーチェア(1979)

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アメリカ・カリフォルニアのFacebook本社 模型
Image Courtesy of Gehry Partners, LLP
建築家 フランク・ゲーリー展”I Have an Idea”
会期:2015年10月16日(金)~2016年2月27日(日) 10:00~19:00
   ※火曜休館(11月3日は開館)
   ※2015年12月27日~2016年1月3日休館
会場:21_21 DESIGN SIGHT/東京都港区赤坂9-7-6 東京ミッドタウン・ガーデン
入場料:一般1100円、大学生800円、高校生500円、中学生以下無料
  
展覧会ディレクターによるギャラリートーク
日時:2015年10月17日(土) 14:00~15:30
会場:21_21 DESIGN SIGHT
出演:田根剛(DGT.)
 
フランク・ゲーリー:アイデアとその仕事
日時:2015年10月18日(日)14:00~15:30
会場:国立新美術館3階 講堂
出演:フランク・ゲーリー
フランク・ゲーリー(Frank Gehry)プロフィール
建築家
カナダ・トロント育ち
1947年 ロサンゼルスへ移住
1954年 南カリフォルニア大学で建築学士を取得
    ハーバード大学デザイン大学院で都市計画を学ぶ
その後、建築家としてアメリカ、ヨーロッパ、アジア各地で活動。
主な受賞歴:アーノルド・W・ブルンナー記念建築賞、プリツカー賞、ウルフ賞芸術部門、高松宮殿下記念世界文化賞、ドロシー&リリアン・ギッシュ賞、アメリカ国民芸術勲章、フレデリック・キースラー賞、アメリカ建築家協会ゴールドメダル、英国王立建築家協会ゴールドメダルなど
主な作品:グッゲンハイム美術館、ウォルト・ディズニーコンサートホール、エイト・スプルース・ストリート・レジデンシャルタワー、ルイ・ヴィトン財団美術館など

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