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“ぐるぐる” と木を巻いて作られた日本の伝統工芸品150点以上が大集合

2017/10/30

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海外でも人気の「ブナコ」と「千巻」

2017年10月26日(木)から11月5日(日)まで、東京原宿の「Swimsuit Department(スイムスーツ デパートメント)」が運営するヴィンテージ雑貨店「BATHHOUSE(バスハウス)」にて、「GURU GURU」が開催されています。

青森の工芸品「ブナコ」と、飛騨高山の工芸品「千巻」を展示販売するイベント。現在では手に入れることの難しくなったヴィンテージのプレートやボウルなど、普段使いできる木の器が150点以上並びます。

ブナの木をコイル状に巻いていることから名付けられた「ブナコ」。また「千巻」も、軸や底になるパーツを中心に、2~3㎝巾のテープ状にした木材をぐるぐると巻きつけて成形し、塗装して仕上げます。

唐桧で作られた「千巻」は軽く水や熱に強いため、日本陸軍の食器としても納品されていました。戦後も木目の持つ美しさが評価され、欧米に輸出されるなど需要がありましたが、後継者不足により生産が途絶え貴重な工芸品となっています。一方「ブナコ」はプロダクトデザイナーを迎え入れるなど現代に対応した物作りが行われています。

同じような製法で作られた木の器ですが、自然素材と人の手が組み合わさることで、一つひとつ異なる表情に仕上がっています。さまざまなフォルムや風合いをお楽しみください。

GURU GURU
会期:2017年10月26日(木)~11月5日(日) 13:00~18:00
    ※開期中無休
会場:BATHHOUSE/東京都渋谷区神宮前3-36-26 ヴィラ内川201
詳細:https://www.instagram.com/p/BaQJUuwneuQ/?taken-by=bathhouse_shop
Writing:Akiko Okawa
Edit:塩見直輔

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