一流レストラン愛用の器「K.H.Würtz」が日本上陸! 代官山で日本未発売品や1点ものを販売
2017/07/19
2017年7⽉15⽇(⼟)から23⽇(⽇)まで、東京・代官山の「greeniche(グリニッチ) 代官⼭」にて、「“暮らしに寄り添う器”展 – 日本の影響を受けたものづくり – 」が開催されています。
日本では入手困難なデンマークの陶器メーカー「K.H.Würtz(K.H.ワーツ)」の作品を展示販売する企画展。本展のためにつくられた器やプレートは日本未発売のデザインも含めて全17アイテム。1点ものの貴重な作品も並びます。
K.H.ワーツは、世界一予約の取れないレストランとして知られる「Noma」や、北欧で初めてミシュラン三ツ星を獲得した「Geranium」など、世界各国の名だたるレストランが愛用するテーブルウェア。釉薬の調合センスと釉掛けによる独特の仕上がりが特徴です。
会場には「茶室」を再現し、グリニッチの本店がある鳥取の陶器「牛ノ戸焼」もK.H.ワーツの器と共演します。イギリスの陶芸家バーナード・リーチらが尽力したことで、現在まで継承されてきた牛ノ戸焼。「K.H.ワーツ」を営むAage Würtz(アーゲ・ワーツ)は、バーナード・リーチの工房で学んだ経歴を持ち、かつて展示会で見た日本の器からインスピレーションを受けていると言います。
同展に合わせてグリニッチ代官山店内にあるコーヒーラボ「lab.LABAR」ではスペシャルドリンク「抹茶ラテ」を販売するなど、盛りだくさんな内容で日本とデンマーク外交関係樹立150周年を祝います。会期は残り僅か。お見逃しのないよう足を運んでください。
「K.H.ワーツ」はAage Würtz(アーゲ・ワーツ)とその息子・Kasper Würtz(キャスパー・ワーツ)が親子で営む陶芸工房。「作り⼿は表に出ず、使い手が使うためのものづくり」を信念に作品を作り続けています。
天保年間に開窯された「牛ノ戸焼」。芸術性より実用性に重きを置いて作られています。
会期中は会場の一部に、日本伝統文化である「茶室」を再現。
Writing:Akiko Okawa
Edit:Tadasuke Shiomi
Edit:Tadasuke Shiomi
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